2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「ゆとり」あってこそ

以前の職場で大きな行事があり、「ゆとり教育」の推進者として知られた某氏にスピーチをお願いするべく、うやうやしく紹介させていただいたことを覚えている。思えば、そのときも私は司会をしていたのだな。某氏は、飄々としていると言えば聞こえもよいのだ…

春はSA-RA SA-RA

ある事件の公訴時効が成立した今日、捜査にあたってきた組織の偉い人が記者会見を開き、ある団体を名指しして、その事件はその団体の関与したものだと断定して見せた。その団体のことを弁護するつもりなどさらさらない。さらさらないのだけれど、いくらなん…

哀愁の高山

会務をずいぶん残しているのだが、はかどらない日もあるということで。 午後、大学以来の友人であるK君より、おばあさまが還浄されたので高山へ帰るとのメールがあった。勤めてすぐの頃だったか、K君とM君とともに、高山のおばあさまを訪ねたことがある。穏…

追記(AMステレオ放送のこと)

Wikipediaによれば、本日現在、AMステレオ放送を実施しているのは、STVラジオ、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、中部日本放送、東海ラジオ、ラジオ大阪、和歌山放送、 山陽放送、中国放送、RKB毎日放送の各局。 何度も広島を訪れているが、RCCがステレオ…

今日はゆるりと

半日動けず。午後になりU先生のメールに励まされてようやく会務に関することを少し。 夕刻、所属寺「の方」へ出かける。お寺のことを考える時間は、私にとっては特に大切なもの。 帰宅して「コレクションの継承者」からのコメントがあったことを知る。私の目…

人と会う。人と語る。

夕刻、昨日に引き続きNm君と新宿駅西口で。実は、昨日渡すべきものをうっかり持ち帰ってしまい、忙しい中、時間を取ってもらったのだ。ついでに、私のラジオコレクションの継承者になってもらうべく、3台を差し上げることにした。というか、受け取ってもらう…

それは、春色のエアメール

新宿駅南口に正午。会務を片付けねばとの思いもあるが、むしろ積極的に気分を変えたいという気持ちもあり、今日のNm君との約束はありがたかった。わずかに1年だけ出講した大学の、しかも学部の授業としてはわずかに1コマだけ担当させてもらったクラスの学生…

さすがに疲れました

ああ、やってしまった。会務に関係して大きなミス。先達の助言を受け、仲間と力を合わせ、大急ぎで善後策を協議してどうにか解決したかに思えたのだが、夜も深くなってさらに大きなミスが発覚してしまう。 他人のミスについて「何やってんだ」「何やっとんじ…

富士町は雨

西東京のサークルも私が出向くのは今日まで。最終回ということで、専門分野というほどでもないのだが、戦後の中学校用英語教科書の歴史などを資料をもとに語らせてもらうことにした。懐かしい思い出話を交換し合い、最後には Jack and Betty の映画を一緒に…

ちょっとつぶやいてみた

午前中は理事会後の事務をいくつか。忙しいときに限って訳のわからない電話がかかってくる。某家電量販店の「オール電化」の係を名乗る男性から電話があり「ご主人様はいらっしゃいますか」と言う。メイド喫茶じゃあるまいし「ご主人様」というのはどうも苦…

追記

今回の広島行きのまとめ。富士見町は《ふじみちょう》で、田中町は《たなかまち》。このサイトにはよくお世話になっている。→http://park1.wakwak.com/~vine/mati/index.html

広島の「前」と「後」

広島へ行くたびに、その前後に小さな旅を添えようと思う。これまで、「前」ならば、高松と松山に寄って高速船で宇品の港に上がったことや、竹原で酒蔵を巡りマリンビューに乗って呉に出たことがあり、「後」ならば、バスセンターから高速バスで庄原を訪ねた…

集い結ぶもの

宇品へ。14時からの月例研究会に先立ち、10時より「名簿原票」の封入作業、続いて11時からは理事会。少し早いかなと思いながら宿を出て、富士見町で緑色のバスに乗ると、最後部の座席にはU氏が。笑いながら「じっとしておれんのよ」と広島風に言ったのはこち…

福屋の角で6時

午後、広島に入る。黄砂の季節、当地もなんとなくモヤモヤ。ちょうど今日、ソメイヨシノの開花が宣言されたとか。それにしても何があったのか、街には人と車があふれている。 夕刻、福屋の前でU氏・W氏・N氏・K氏と会う。飲みつ語りつ、とにかく明日の理事会…

僕はブースカブー

明け方にはすべての仕事を終えた。これで日曜日の理事会が迎えられる。 夕方には新宿へ。かつての同僚、いやいつものようにKちゃんと呼ぼうか、そのKちゃんが名古屋の方の大学に准教授として転任することになった。和やかな送別の会に加えていただいたのであ…

経験値

会の会計をまとめるために連日の徹夜作業が続いている。と言っても、夜中以外の時間帯には寝たりテレビを見たりしているのだが。今夜もきちんと『科捜研の女スペシャル』を見てしまった。 もたもたと仕事を進めているけれど、なんとか明日の朝には終えること…

真夜中の入口

会の会計を夜中にまとめるのは、誰とも口をききたくないからである。家族の寝静まったのを見計らって、ごそごそと机上に書類をひろげる。朝であれ昼であれ、ひとりきりで仕事のできる空間があれば、夜中という時間帯にこだわるわけではないのだが。 そんなこ…

花の色 雲の影

もたもたしているうちに学会事務集中週間に突入していた。今年も「今がんばらないで、いつがんばるのか」の思い。会計を締め、会員台帳を更新し、名簿原票を刷り出す。ああ、それから「青紙」と「赤紙」も。これらをすべて金曜日の昼までに終わらせる。まず…

radiko

radikoが始まった。これは、短波を含むAMラジオ放送およびFMラジオ放送をインターネットのIP通信を利用してサイマル配信するサービスのこと。要するにパソコンがインターネットにつながっていれば、radikoのサイトにアクセスすることで、受信機を持たずにラ…

せざるを得ない?

昨晩は日記を書いたあと『火の魚』というテレビドラマを見た。室生犀星の同名の小説(1960年、中央公論社刊)をもとにNHK広島放送局が昨年制作したもので、第64回文化庁芸術祭大賞を受賞したとのこと。見ましたかというメールをもらい、どんなドラマだったの…

努めて真面目に制服を語る

遅く起きたら、ラジオからは永六輔さんの声。今日の「土曜ワイドラジオTOKYO:永六輔その新世界」は「気になる制服」が話題になっていた。学校の制服に限らず、制服というものに思い入れのある人のなんと多いことか。読み上げられるリスナーからの便りの数々…

神保町スタイル

久しぶりに本屋でも巡ろうかと、Mi君とともに神保町を歩く。新刊書は、三省堂、東京堂、書泉グランデ、古書は、東陽堂、一誠堂、キントト文庫、八木書店あたりを巡ってみた。今日はあえて語学書系は外したかたち。 新刊雑誌では「美術館をつくった富豪たち」…

のうぎょう、とうきょう

夜、K君に誘われ、池袋の東京芸術劇場で『農業少女』を観る。2000年の野田秀樹の本を、初演時に野田とともに舞台に上がっていた松尾スズキが演出するもの。今回の出演者は多部未華子、山崎一、江本純子、吹越満。 演者の、特に男性二人の発声のよさと言語音…

教室は宇宙船

午後、西東京のサークルへ。このサークルのことを最初に書いたのは2008年1月9日のエントリーだった*1。そのとき「もう4年目に入っている」と書いているから、すでに6年目に入っていることになるのだが、今日の分を終えて残すはあと1回となった。 サークルの…

真夜中のプレステージ

JAYWALK のボーカリスト中村耕一さんが覚醒剤を所持していたとして「覚せい剤取締法」違反の現行犯で警視庁麻布署に逮捕されたという。これまでは、この手のニュースを見聞きしても、逮捕されるのはよく知らない人や取り立てて思い入れもない人が多かったの…

働きながら学ぶ

かつて、地元の足立区には「スタンダード高等学校」という学校があった。これはスタンダード靴という製靴会社に附設された定時制工業科のみを置く高等学校で、設立年は寡聞にして知らないのだが、1979(昭和54)年に廃校となるまで続いたという。 戦後の復興…

私が「院歌」を知っているわけ

筑波大学附属高等学校と学習院高等科・女子高等科との間で、年に一度、各種スポーツ競技の総合定期戦が開催される。附属では「院戦」と呼び、学習院では「附属戦」と呼んでいるのがそれだ。 双方の生徒はエールを交換するために互いの校歌に相当する歌(附属…

私は菊乃家ですが

このところ手みやげの定番にしているのが「銀座菊廼舎」の「冨貴寄」である。どちらに差し上げてもすこぶる評判がよいのでうれしい。なにやら岸朝子さんの手みやげの本にも載っているそうだが、それを聞いて「岸さんもなかなかのものだ」などと偉そうな口を…

ライオンは本館の北、中央通り側

久しぶりに日本橋堀留町の「花吉辰」へ、これまた実に久しぶりのSs君と。会うたびに落ち着きを増したように見える若い主人だが、腰の低さは変わることがない。いつだったか、この若い主人の「うちにいらっしゃったお客様にはお腹いっぱいになって帰っていた…