2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

専門家不在の外国語教育

長くなるが、敢えて全文を引用しよう。今日の『東京新聞』夕刊1面のコラム「放射線」である。書かれたのは某鉄道会社の社長とおっしゃる方だ。 英語難民 何年か前、高校の同窓会があった。 恩師も何人か出席されていたが、とりわけA先生はお元気そうだった…

料理人の姿に学ぶ

夕刻、麹町の「お川」へ。この店が練馬にあった頃、近くに私も2年ほど住んでいた。ある晩、夕飯を食べる軽い気持ちで入ったところ、一品一品の味の確かさや仕事ぶりの見事さばかりでなく、カウンターの向こうで駄洒落を連発しながらも客への気配りを間違え…

つまみは100円から

酎ハイ2杯、冷奴、マカロニサラダに明太竹輪。しめて700円である。 綾瀬のガード下。久しぶりに寄った立ち呑みは、そこだけ時が止まったようだった。

読む経験

西東京のサークルのあと、番町で家庭教師。久しぶりに仕事らしい仕事をした気分になる。 家庭教師先では、昔の東大の入試問題の続きを解く。今日はモーム(William Somerset Maugham)の The Luncheon という作品が素材だった。舞台はパリ。ファンだと言って現…

浮遊することば

映画『おくりびと』がアカデミー賞を受賞したとのことで、昨日から報道のラッシュである。 そんな中、今朝のテレビに『納棺夫日記』の表紙が映され、青木新門さんがVTRで出演されているのを見て、なんだかホッとした思いがした。青木さんは、本木さんが映画…

青いロマンスカー

思えば「ロマンスカー」とは不思議な名前だ。小田急以外に、東武も自社の特急用車両を「デラックスロマンスカー(DRC)」と呼んでいたことがあるが、鉄道会社はそんなにロマンスが好きなのか。 夕方から荒川区の町屋へ出かけることになり、北千住から千代田線…

第一志望はIBC

日曜日。家でボーっと見ているつもりだったテレビがたまらなく面白かった。食文化、伝統芸能、職人技といったものをかなり真面目に取材した番組を立て続けに見て気付いたことは、制作したのがいずれもキー局ではなかったことだ。ひとつはテレビ西日本(TNC)、…

「五環正宗」の蔵元は佐々木蔵之介の生家とか

昼過ぎまで学会の事務仕事を少し片付ける。年度末を控え、会計を締めて台帳の更新も進めなければ。次の理事会に向け、学会誌電子化のガイドラインづくりも大きな課題である。 夕刻からは門徒会の臨時総会ために所属寺へ。「長さではなく深さ」と言ってはいた…

あたたかい学会

学会誌の編集に関わっているが、ときおり投稿規程を守れない執筆者がいるのは困りものだ。 私たちの学会誌では、20ページ以内というルールを越えた場合、30ページまでという約束で費用を自己負担してもらうことになっている。「はい、あなたは○○円です」と事…

学生たちに恵まれた一年を振り返る

生田へ。年に一度の「兼任講師を囲む会」である。単なる顔合わせや会食には終わらず、一年間の成果を報告し、ノウハウやティップスを交換し合うという点で実に有意義な会だと思う。 この一年、授業開始のブザーに合わせて教室に入るようにしていたが、どのク…

気持ちの悪い話

ようやく体調が少し戻り、たまっていた仕事のうち急ぐべきものを片付ける。ただし、毎週水曜日に行っている西東京のサークルと番町の家庭教師は休ませてもらった。 NTTの関連会社を名乗る某社が電話をかけてきたのは1月末のことだった。私が受ければ適当に…

一回休み

この調子の悪さは何?洗浄機能付き便座にまで裏切られるし。 仕事の遅れを詫びつつ、今日も一回休み。

一回休み

週末からのどに痛みを感じていたが、本格的に風邪を引いてしまったようだ。飲み過ぎしゃべり過ぎもたたったか。午前中、かかりつけの医院に出かける。 やらなければならないことはたくさんあるのだが、今日のところは一回休み。明日にはなんとか復活したい。

もう割箸はいらない

懐かしい卒業生と渋谷で会う。この街に出ると、S先生と校外補導に出たことを思い出す。 道玄坂の居酒屋。鮭のかま焼きやらもろきゅうやらを肴に泡盛をぐびぐび飲っているEの隣で、Yはマンゴーラッシーとファジーネーブルですっかりいい気持ちになっている。…

真面目な私たち

午後から所属寺で聞法会。本堂にて同朋奉讃式でお勤めのあと、住職の法話をいただく。場所を移して「真四句目下」の稽古、事務連絡に続いて新しい『あなかしこ』の読み合わせ。お寺に来ると飲んだくれているという印象が自分自身にもあるのだが、なんだ、真…

構文を見破るよろこび

夕方から家庭教師に出向く。Y君は高校2年生。通っているのがいわゆる受験校ということもあり、3学期用の教材として配られたのは大学の入試問題を集めた学校オリジナルの冊子だった。さっそく一緒に開いて解き始めてみるが、なかなかに難しい。 ヒントを得よ…

バーバーミツヨ

ずいぶん前のことだが、京都の大学に進んだ卒業生が、月に一度は髪を切ってもらいに東京に帰るという話をしていた。ずいぶん贅沢な暮らしぶりだと思った覚えがあるが、気がつけば、自分も小さな頃からずっと同じ床屋さんに通い続けている。 親父さんに聞くと…

スキルを超えるもの

夕刻より所属寺にて、春からの連続講座に向けた協議会。圧倒される思いで法話をうかがう。 君も早く何か筋の通ったものを一本書きなさい。軽妙とか酒脱とかっていうのは、その後からついてくるものなんだから。--- 若い人たちに囲まれて大学院に通い始めた頃…

持って帰れと言うのか

姪を迎えに成田まで。空港に行くといつも思うのだが、出発ロビーに比べ、到着ロビーはあまりに貧弱ではないか。日本に帰ってきて、日本を訪れて、初めて立つ場所があんなにみすぼらしい場所でよいものだろうか。 時間に余裕もあったので、トイレに行ってみる…

10字×7行の宇宙

インターネットの接続障害のため、この日記を携帯電話で更新することが続いている。この画面の中でものを書いていると、この画面の大きさほどにしか思いが広がってゆかないことに気付く。まあ、パソコンがネットにつながっていたとしても、その画面の大きさ…

あやしいメール

私が使っているauの携帯電話には、携帯電話番号に宛てて送ることのできる「cメール」というサービスがある。日常、届くことはめったにないのだが、今日、こんなメールが送られてきた。 モバイルコンテンツ未解約の為課金システムが作動中です。明日迄に必ず…

きたろーど1010

地元・千住のお寺で聞法会。自分を語り開くことの意義をあらためて痛感する。ひとりひとりのごく個人的な苦悩は人類の永遠の課題に通じているという所属寺のご住職による閉会挨拶にも感応する。 懇親会は北千住の駅前通りで。遅れてくる二人の法友に電話で道…

西へ東へ

国立に成績票を届けに行き、成績処理のすべてを終了。いったん引き返して、午後は姪とその友だちを送りに成田まで。まさに、西へ東へ行ったり来たりである。 成田空港は、管理していた「新東京国際空港公団」が2004年の4月に「民営化」され「成田国際空港株…

なまず喰わず

午後になって、すべての成績処理を終える。提出は明日にするとして、まずは一休み。 夕刻から、かつての同僚・先輩と深川は高橋*1の「伊せ喜」へ。初対面のお二人にも引き会わせてもらい、楽しい一夜となった。今の季節は「どじょう」もさることながら、すき…

できるかな

午前中は国立で追試験を監督。午後は、西東京のサークル、番町の家庭教師と駆け回る。 西東京では、映画『ローマの休日』の聴き取り。今日が2回目だ。参考にしている教材を見ると、何を言っているのかわからなくてもシャドウイングしろとのコメント。そんな…

品性を守り冷静に食せ

近所のスーパーでは300円ほどのにぎり寿司を売っている。これがなかなかのものなのでよく利用するのだが、今日買いに行ってみたところ、売り場にはいつものにぎり寿司やちらし寿司は一つもなく、かわりに太い巻き寿司があふれていた。 節分に「恵方」なる方…

帰途立寄飲食

成績を提出するために高尾へ。高速道路も空いていて快適なドライブだった。 学務の方に成績票を手渡した帰り、ちょっとだけ道を外れて、朝の「やじうまプラス」で紹介されていた「八王子ラーメン」の元祖という店に食べに行った。懐かしさを感じさせる醤油ラ…

12歳の冬も本番

今日は東京都内にある私立中学校が実施する入学試験の「解禁日」である。朝、クルマで出かけたところ、試験に向かうのであろう親子連れをたくさん見かけた。 今年は2月1日が日曜日に当たったため、キリスト教系の学校のいくつかが「安息日」を理由に日曜日の…