2008-01-01から1年間の記事一覧

綴り続ける日々

買い出しやら健康保険料と年金の支払いやらで慌ただしく動き回ったあと、夕方近くにお内仏前の掃除を始める。散らかったまま年を越してしまうのではと心配するほどになってしまったが、なんとか片付け、夜になってようやくお仏花を生ける。お正月らしく、松…

グンニーリクイラド

昼前、大きな宿題をようやく片付ける。郵便局に持って行くよりも、お届け先に持参する方が早いと思い、そうすることにした。 その後、正月用品を買い出しにクルマであちらこちらへ。都内はずいぶん空いていて、スムーズに移動できた。運転していると、隣を走…

つながらぬ想い

つながらない。とにかくインターネットがつながらないのである。急いで送りたいメールがあるのだが、半日ほどオロオロしている。インターネットの接続にはケーブルテレビのサービスを利用しているが、半月ほど前に急につながりが悪くなった。快適に仕事をす…

あり得べからざること

夕刻、家庭教師へ。さすがに道は空いていて、あっという間に着いてしまう。ところが、当の本人が不在。あり得べからざることだと思ったが、仕方なく今日のところは引き返す。 思えば、教員会議などというものに顔を出すのが仕事だった頃、よく「あり得べから…

今は「つるし切り」はしないのだとか

正月の食材を買い出しに茨城県の那珂湊まで。身動きできないほどというわけではないが、なかなかの人出だった。数の子、カニ、タコ、新巻鮭、スルメに昆布。どれもかなりの安価で手に入れることができた。 今夜の食卓用にはアンコウをゲット。さすがに丸々一…

「立待岬」はシャープを2つ

I氏に誘われて、綾瀬で昼カラオケ。そんなことをしている暇はあるのかという問題はさておき、日常のモヤモヤを吹き飛ばすように歌いまくる。 昨夜も今夜も、テレビでは懐かしい歌をたくさん流しているようだが、私はと言えば、テレビではまず放送されないよ…

その日をカメラに収めた少女を思う

昨日いただいた創立120周年記念写真集に一枚の興味深い写真が収められている。それはある日の教室の風景なのだが、普通と違うのは、黒板に「大日本帝国万々歳 祝シンガポール陥落」と大書されていることだ。 昭和17年の卒業生が寄贈してくれたものだとクレジ…

120分の5の存在に光が当たるとき

渋谷の女子校に勤めていたとき以来の友人であるK先生と北千住。立ち呑みの「徳多和良」、串煮込みの「藤や」、それにバー「レイトリー」。まさにこの街のゴールデンルートである。 勤めていた渋谷の女子校の120周年記念誌その他をいただく。編集主幹の労をと…

勉強のみよく奇跡を生む

すっぽんを食べて死にかかっているうちに、高等学校の学習指導要領のあたらしい案が示されていた。このところ、インターネットの接続障害が続いていて、そのすべてをダウンロードできないのが残念なのだが、できるだけ近いうちに手に入れて読みたいと思う。…

奇跡の生還

高校以来の友人であるMi君と大塚。忘年会だから贅沢しようと、初めての「すっぽん」にチャレンジした。 もっとプリプリしたものだと思っていたのだが、身は舌の上でホロホロと優しくほどける。生血のワイン割りに三種の肝酒と、そんなに精をつけてどうします…

Tokyo Endless Night

11時より論文審査会。ずっと若手のつもりでいたが、そうとばかりも言っていられなくなってきた。プレッシャーをバネにする柄ではないが、早くまとまったものを書かなければと思う。 昼食は「ほっともっと」。温かいのがありがたい。最近はお菓子を一つ添える…

掘留町の蕎麦屋で

学会の仲間3人で日本橋堀留町の蕎麦屋「花吉辰(はなきっしん)」へ。夏に出かけたときはたまたま臨時休業日に当たってしまい残念な思いをしたが、今日はそのリベンジである。 若い店主の一所懸命さが小気味よい店だ。味はもちろんのこと、コストパフォーマ…

角松敏生を一発変換できるIMをこしらえたエンジニアはやはり同世代か

年内の授業は今日ですべて終了。複数のクラスで学生たちに来年はゼミや選択科目を持ってくれないかと聞かれる。残念ながらその資格は持ち合わせていないのだが、うれしかった。同じことを国立でも聞かれたが、喜んでいるだけでなく、早く業績を積み上げなけ…

お読み置きください

携帯電話を学校に持ち込むなとか、教科書の厚みを2倍にしろとか、国家レベルでいろいろなことを考えてくださるありがたい懇談会があるようだが、そのウェブサイト*1にこのようなものを発見した。 (配付資料)資料6 英語教育の在り方に関する要望書 http://…

The Rising Generation

雑誌『英語青年』(研究社)が休刊するというニュースを畏友のブログで知る。慌ててネットで検索したところ、12月16日付の『朝日新聞』の署名記事と、同日付の「共同通信」の配信記事が多数ヒットした。そのうち、『朝日』の記事にある次の一文には(日本語…

投げたらアカン

北京オリンピックの男子400メートルリレーでは日本チームが3位に入賞したが、リレーのバトンがアンカーによって放り投げられて行方不明になっていたことは、これまで各種のメディアでさんざん報じられてきた。今日の報道によれば、そのバトンが発見され、メ…

シトロエンに乗って

今朝はこの冬いちばんの冷え込みだったとのこと。確かに寒かった。クルマのフロントガラスについていた露を払おうとワイパーを動かしたところ、一瞬のうちに凍り付いてしまった。ラジオではひっきりなしに路面凍結による事故や通行止めの情報を流しているし…

その膝が支えてきたものを思う

一週間ぶりに母を見舞う。縫合したところが傷んでしまい退院が遅れているのだが、来週中には帰って来ることができそうだとのこと。最大で110度しか曲がらなくなってしまった右の膝は痛々しいが、歩くことも階段を上り下りすることも支障なくできると聞いてホ…

こんな日もあっていいか

所属寺の聞法会。始まる前に会計を締めようとパソコンを持って出かけたところ、思いがけず会計処理以外にも役に立った。まずはご遠忌のお勤めを練習するためのDVDの再生、そして昨日のライブの主役であったRioのウェブサイトの閲覧、さらにこのブログの更新…

メッセージとしての歌声

生田で3コマを終え、大急ぎで本郷の求道会館へ。コミュニティ21が日本点字図書館を支援する目的で主催するチャリティライブが開催されるのだ。 近角常観師が建て、清沢満之師が学んだ求道の場。その正面の六角堂に安置された阿弥陀さまの前で、茶髪を長くし…

三味線ライダー見参

大学時代の友人で今は島根県浜田市にいるYi君より急のメール。こちらに来ているのなら会って一杯と決め、クルマを家に置いて大塚へ。折戸通りの「串駒房」で酒を二人で四合ほど。名物のおでんのほか、本物のししゃもやら、鯉の甘煮やら、ホヤの塩辛やら。 何…

学園三部作を歌う同僚を思う

遠藤実氏の追悼番組をチラッと見た。私たちは「スター誕生!」などという番組を毎週楽しみに見ていた世代であり、最もなじみの深い遠藤氏の曲は森昌子の「せんせい」ではないかと思う。森昌子のレコード会社が「ミノルフォン」だということも知っていた。た…

一本の白墨があれば

1本のチョークをこんなに大切に使ったのは初めてである。写真の手前にあるものは、今日ついに長さ1.5cmを切った。ここまで使えば許してもらえるかと(誰に?)、新しいものをおろしてみた。後ろの箱に omyacolor, made is France とあるのが読める。これこそ…

事務は人

会員のYさんより事務局宛てのメール。「今年度の会費をまだ払っていない。払込票を送ってもらったのを見過ごしたのではないかと思うので、今一度送ってもらえればありがたい」とのこと。 いえいえ、きちんと納めていただいていますよ。しかも昨年度のうちに…

りばそんアーカイブズ #3

所属寺の聞法会の機関誌に「あとがき」を書く番が回ってきた。なかなか筆が進まず、以前に書いたものを読み返してみたところ、去年の今頃に書いた文章は僕のブログの原型のように思えた。そういうわけで、今日は『あなかしこ』第41号(2007年12月18日)より…

安芸門徒のヨーグルト

近所のスーパーで「チチヤスヨーグルト」を見つけた。東京ではあまり見かけないので、ちょっとうれしくて手を伸ばしてみた。パッケージに描かれているキャラクターは「チー坊」という名前だそうだ。ひっくり返すと後ろ姿になっていて、なんだか可愛いぞ。 明…

ダールの絶筆を読む

リーディングの時間に Roald Dahl's Guide to Railway Safety を読むことにした。これは、1991年に当時の British Railways Board が発行した子ども向けのパンフレットで、亡くなる直前の Roald Dahl が少年・少女が鉄道を安全に使えるようにとの願いから書…