2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

仮装メモリ

上野原で3コマ。4限目の始まる前だったか、マルチメディア教室の調整卓に2人の学生が近付いてきて「ハロウィンの決まり文句って何でしたっけ」と聞く。不思議な質問だと思いながら「Trick or Treat! かな?」と答えると、「あ、言いましたね」と言って袋に詰…

深呼吸する週末

夏休みが明けてからは本当にあっという間だった。本当だったら明日が締め切りの論文を抱えてフウフウ言っているところだったが、早々と書くのを諦めてしまったので、この週末は実にのんびりとしたものだ。 午前中は姪と亀戸まで。彼女のアイディアで、この街…

誕生日によせて

今日は畏友の誕生日。ファンクラブに入っているアーティストから届いたという誕生祝いのメールを転送してきてくれた。ファンのひとりひとりにメールを送るという心遣いも憎いが、ファンとは言え他人の誕生日に「死」を語るという潔さにも感心した。 誕生日の…

二匹目のどじょう

生田で3コマ。2年次のクラスは今年度新設された科目とあって手探りの授業が続いているが、文法や語法を扱ったエッセイを読み、それぞれが気付いたことを発表していくという形態はそう悪くないのかも知れない。 前回、「仮定法」を扱ったときは学生も戸惑って…

朝美納豆

最近、朝のラジオは文化放送で「吉田照美ソコダイジナトコ」と決めている。木曜日のコメンテーターは詩人のアーサー・ビナードさんだが、この人のことばには心の動かされることが多い。今日は、TPPの「本当の意味」は「ただのペテンパートナーシップ」だと言…

ことばの授業

千住で3コマ。自作の聴き取り教材は、アイヌの民族と言語をテーマにしたシリーズの2枚目になる。易しい英語を聴き取って、小難しいことを考えるという趣旨だが、今日は「母語」と「母国語」の問題を取り上げた。アイヌの人々と母語・母国語のことは、もはや…

棚に上げる

今日の授業は3コマともなんだか楽しかった。いい気分で控室に帰ると、私と対照的な表情を浮かべたS先生が気が収まらないというふうで話を聞かせてくれた。詳らかにすることは避けるけれど、学生にずいぶんひどいことを言われたそうだ。 学生の学ぼうという姿…

あれやこれや

上野原での仕事の帰り、大塚駅前の Shisui deux に寄る。先週水曜日のリベンジと言ってよい。貸切状態でなんとも申し訳ない気分ではあったが、明るく気さくな店長さんとあれやこれやの話をして過ごす。1時間余りのうちに、ずいぶんたくさんのことを知ってし…

八百屋舞台

夕刻、今日も所属寺に出向き、報恩講の進行等について打ち合わせる。思いや願いをきちんと形にすることの難しさをあらためて感じる。手探りの部分もあるが、不変の願いに貫かれていることに励まされて諸々のことを進める以外にない。人手不足は如何ともし難…

清掃奉仕

窓ガラスの汚れを落とすには水拭きをするけれど、最終的には乾拭きで仕上げるべきである。雑巾を用いてもよいが、昔ながらの知恵で新聞紙を活用することもできる。何度拭いても水滴や「拭きすじ」が残ってしまうことに困っている方を見て、ご自宅での窓拭き…

ファンレター

今日は西落合の勉強は休み。生田での3コマを終えたあと、母に頼まれていた便箋を買いに池袋東武の「鳩居堂」に立ち寄る。明石に住む筆まめな姉に送るとのことだったので、便箋と封筒をセットで5種類ばかり買い求めた。 ああ、どうしてあのとき鳩居堂の封筒が…

新シリーズ

ドラマ『科捜研の女』の第11シリーズが始まった。今日は2時間の拡大版。最近はテレビを見ているつもりでも、うっかり寝てしまうことが多いのだが、今日は最後まで楽しんだ。 このドラマはもう10年以上も続いているが、主人公を取り巻く設定がこれほどまでに…

取り戻し取り逃がす

千住での3コマを終え、バスを乗り継いでまだ日の高いうちに赤羽へ。いつもの店の前には人だかりができている。中は空いているようなので入ろうとすると、若い女の人が近づいてきて、テレビに顔が映ってもよいかと聞かれた。MXテレビの収録中なのだとか。 入…

母を(駅に)迎える

高尾で3コマを済ませた後、西落合で勉強を2時間。体調はずいぶんよくなったようでよかった。帰りがけ、思いがけぬところでSmさんに会い、立ち話をしていると後ろからW氏が登場。お茶でもと思ったが、先を急がなければならないことが残念だった。 その足で、…

一つ曲がり角

上野原で3コマ。教室は冷房を入れたように寒く、遠くまで来ているのだと実感する。この寒さで風邪を引いたか、疲れの出てくる頃なのか、どのクラスも欠席者が目立った。 帰途、ここでは結構知られたラーメンの店「桂山」に寄る。とにかく寒かったのだ。ワン…

急がねばならぬこと

夜、西落合で勉強。主語が後置修飾を受けている文の取り回しが苦手な様子だったが、ずいぶん上手にこなせるようになってきた。 つい先日お浄土に還られた先生の連絡先を教えてくれないかとのメールが某大学の図書館より来ていたのだが、今日、ようやく返事を…

迷い道くねくね

今年は土曜日に仕事を入れずにいるのだが『カーネーション』が気になって少し早起き。待ち構えて8時からの放送を見る。 そのあとは午前中いっぱいを使って原稿を1本。締め切りの間際にならなければ動き出さない悪い癖がついているが、どうにか間に合った。 …

escape

小テストが終わったあたりで教室を抜け出した女子学生がふたり。ひとりは今日の授業で最初に指名されることを承知しており、プリントを家に置いてきてしまったので余分があればもらえないかと授業の前に来た学生だったから、抜け出す理由がわからない。周囲…

母を(駅に)見送る

今朝までの仕事は完璧とは言えぬが何とか目鼻をつけて送ることができた。あわせて別の仕事も2つばかり片付けたあと、ほんの少しだけ仮眠をとり、母をクルマで東京駅まで送る。 京都市内に生まれた母は、保健婦(現在の保健師)として働きながら女手ひとつで…

締め切り

すでに締め切りの過ぎた仕事。ずっと気にしてはいたのだが、明日の朝までにどうにかしなければならないとわかり、まさに尻に火のついた思いになる。明日が全学休講日で助かった。夜の深いところに向かって慣れぬ作業を続けることにする。

見届ける

今年の後期、火曜日の授業は1日もつぶれない。今日は高尾で3コマ。授業のペースも確立されたと言ってよいだろうか。 この土日月で開催された「Nコン」を録画しては見ていたのだが、ようやく今日、最後の中学校の部を見ることができた。郡山二中は4連覇を達成…

カウントダウン

午後、所属寺へ。宗祖の750回御遠忌法要を兼ねてお勤めする今年の報恩講まで、もう1か月を切った。原案を住職に出してもらい諸々のことを打ち合わせたが、門徒役員の意見を取り入れ大幅な修正を加えてもらった。住職・坊守の尽力のおかげでそのような風土の…

子のつく人

仕事の合間に、録りためてあったNHKの連続テレビ小説『カーネーション』をまとめて見る。NHK広島放送局制作の『火の魚』についてはここでも2度ばかり触れたが*1、そのドラマで雑誌の編集者役を好演した尾野真千子さんがこの秋からのヒロインだ。 今週はまだ…

熱燗で花火

今年の「足立の花火」は今日。普段は7月の最終土曜日の前々日である木曜日と決まっているのだが、震災や原発事故の影響で秋の開催となった。この時期になったのは、電力供給の問題もあったが、警備に要する警官の人員配置の都合が大きかったとも聞いている。…

Made in Occupied Japan その後

英語に関わるある学会のメール通信に、Made in Occupied Japan という表現について、それをご存じないとおっしゃる「団塊の世代」の方からの問い合わせが掲載されたのを見て愕然としたのは一昨年の春のことだった。 → http://d.hatena.ne.jp/riverson/200903…

緊急会議

昼食をとりながらO先生・W先生と話す。それは来年度の全国大会実行委員会の緊急会議のおもむきだ。当面の議題は、第一日夕刻の懇親会。もうM会館はよかろうということで、顔を合わせるたびにいくつかの候補を挙げているが、今日急浮上したのが先日レビューで…

知り合いかも?

パソコン上でファイルが開けないといったレベルの問題は、けっして大きなものとは言えないが、仕事のやる気を奪うには十分すぎるほどの負の力を持っている。すっかり嫌になって投げ出したい気分でいたところ、facebook なるものが急に気になり始めた。 アカ…

Care killed the cat.

高尾で3コマ。小テストも始まり、ようやく授業も軌道に乗ってきた感じだ。後期の小テストは英語のことわざを扱っている。ことわざというものは、一般に口に馴染みがよい。言いやすく、覚えやすく、使いやすい。いや、使いやすくはないか。しかし、この際だか…

クルマ談義

上野原での授業を終えたとき、1人の学生がマルチメディア教室の調整卓までやってきた。クルマ好きで知られる彼だ。お金を貯めて中古車を買ったので見てくれないかという。 マツダ車好きで知られる彼の選んだ1台は「ランティス」の5ドアハッチバッククーペ…

バラの垣根

その学園の制服のベルトには、少し変わった意匠のバックルが付いていた。ずいぶん前になるが、それはバラの垣根をイメージしたものだと何かで読んだ記憶がある。明治の頃、その学園の周囲にはバラの垣根がめぐらされており、それをモチーフにデザインしたも…