2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ズーム、ズーム

新幹線N700の中で更新。窓際の席には電源コンセントが備え付けられていることがありがたい。ケーブルテレビのおかげで買ってしまったイーモバイルも威力を発揮している。 広島に「義務としての旅」を果たしたのが高2になる春休みのことだった。以来、研究会…

広島で英語教育の未来を考える

英学史学会中国・四国支部の研究例会のため広島へ。この地に縁をいただいて何年にもなるが、何か「けじめ」のようなものが欲しくなったこともあり、この会に加えてもらうことにしたのである。 会員総会に続き、戦前の高等学校や専門学校を受験しようとする中…

雨もまたよし、か

大きな大学への憧れというものは常にあって、校舎がいくつも建っている様子など格好がいいと思う。高尾や生田のキャンパスに出向くと、どこかうらやましいような思いを抱くことも多い。 しかし、それも天気のよい日に限った話だ。今日のような雨の日には、パ…

My Birthday Cake

帰りの首都高速が雨と事故で渋滞していたので、少し手前で降りてみた。明治通りで王子を抜け江北橋へとバス通りを進めばかつての通勤路なのだが、せっかくだから少し寄り道をしてみた。荒川区西尾久の洋菓子店「セキヤ」である。 思えば、小学校の入学祝いを…

紋切りマジック、その後

U先生が編集中の「月報」はB5判で14ページの労作。両面に印刷したB4判3枚を重ねて二つ折りにし、B5の両面印刷を1枚挟み込むのだから、これはたいへん。編集以上に印刷・折り・封筒詰めといった作業にもご苦労があると思う。お疲れさまです。 大会参加者の感…

紋切りマジック

高尾で3コマ。合間に、先の全国大会の報告などいくつかの文書を仕上げる。いわゆる紋切り調とか紋切り型と呼ばれる定型の文章だが、その種のものが必要とされる場面もあるのだと自分に言い聞かせて書きまくった。五月雨式に送りつけたものだから、これらを編…

おとなの水遊び

なんだか気分がさっぱりしないときには風呂を掃除するのである。亡くなった父がむきになって浴槽を磨いていたことを思い出すと、ちょっぴりおかしくもなるが、血は争えないというか何というか。 風呂の窓にブラインドを取り付けさせた設計者のセンスを疑いつ…

一夜のうちに

午前中は会員台帳を更新。私たちの会では年に一度の全国大会・会員総会の際に研究紀要と名簿を発行し、大会・総会にお越しになれない方にはそれらをお送りしたうえで会費の納入をお願いしているのだが、この18日にメール便で発送したばかりなのに、20日には…

狭さでも1番になることは叶わなかったのか

早いもので、全国大会からもう一週間になる。オフを利用して、ようやく大会の会計をまとめることができた。このあと開催校からいただけるはずの補助金を待って最終的な会計報告をすることになるが、ここまでのところは1円の間違いもなくホッとした。 昨日、…

ささやかな憧れ

生田キャンパスの食堂のクオリティの高さには以前にも触れたが、実を言えば今年は少ししっくりこないものがあった。と言っても、味や量や接客というような食堂の本質に関わるものではない。毎週のように私とほぼ同じ時間帯に食堂にお越しだった職員の方にお…

FM の局名をめぐる理不尽

今さらながらの感もあるが、J-WAVE がおもしろくて仕方ない。以前、"JAM THE WORLD" という番組について書いたことがあるが*1、最近は夕方の "GROOVE LINE" にはまっている。ラジオは TBS しか聞かずにいたのだが、「ストリーム」が終わり、「デイ・キャッチ…

ゴカイです

最近のエレベータは優れていて、各階に着くごとに「2階です。」とか「3階です。」などと音声で教えてくれるものが増えている。ときには、日本語のあとに "Second floor." とか "Third floor." と言って英語でも教えてくれるものに乗ることもある。そんな「バ…

憧れに似たもの

帰宅するとすぐに始まった夕方の報道番組のトップニュースは頼近美津子さんの訃報だった。先日、お名前をここに記したばかりだったし、全国大会の前日にT先生とご一緒したとき、話の中にお名前が出てきたばかりでもあったので、たいへん驚いた。 頼近さんが…

事務仕事を仕上げる

ゆるゆると日常をスタート。午後からは事務仕事を仕上げる。まずはお礼と報告のメールをグループメールに投稿し、封入された学会誌と名簿をヤマトのセンターに持ち込んで発送。メール便のおかげで、経費はずいぶん節減できるようになった。あとは会員台帳へ…

たかが弁当、されど弁当

全国大会は無事に終了。現地の実行委員会としては延べで130名の参加がいただけることを目標としていたが、それにそう遠くない盛会ぶりだった。盛会の裏には数々の問題があったが、これらを明らかにし解決していくことが、この大会の意義を更に深めることにな…

集い結ぶもの

全国大会1日目。バタバタしながらも、いくつもの仕事をこなしていく。段取りはできていると考えていた受付業務が思いのほか忙しく「何かが違う」との同僚のことばに申し訳ない気持ちになる。総会では会務の一部と会計を報告。PowerPointならぬKeynoteを使っ…

響きあうもの

生田での2コマを終え八王子へ。明日からの理事会・総会・全国大会に備えての「前乗り」である。宿に着いてチェックインしていると、敬愛する私たちの会長が登場。すぐ裏にある居酒屋で一緒に食事することとなる。ご自身の生い立ちを話された会長氏に最後は握…

新旧事務局長、夢の競演

高尾のキャンパスで授業の合間をぬって大会の準備。大会会長を引き受けていただいたO先生に立て看板を書いていただく。O先生の遊び心あふれる見事な出来栄えだ。新兵器の「ナカトジータ」はさっそくその威力を発揮。O先生には申し訳ないが、引き続きお手伝い…

Life is Good.

若いシンガー・ソングライターがデビューした。アクースティックへの強いこだわりを感じさせる2曲が、今日発売されたのである。青い空と緑の草原を想起させるストリングスの響き、そしていきなりのファルセット。ひとつひとつの音を確かめながら歌を届けよう…

中綴じへの憧れ

学会名簿の版下をようやく出力する。B5判の高品質出力用紙がなかなか手に入らず少し困っていたのだが、家電量販店の棚になんとか1種類だけ見つけて買い求めた。面付けをしてB4判の用紙に出力できればよいのだが、事務局とは名ばかりの私の家にはさすがにそれ…

黒板に関わる荒技

黒板をいわゆる化学雑巾で拭いてはいけない。チョークの乗りが悪くなり、黒板消し(あるいは黒板拭き、もしくはラーフル)で拭いたときに真っ白になってしまうからだ。どうやら複数の大学で、掃除をしてくださる方が似たようなことをなさっているようなのだ…

いのちを私すること

あるところから「私的に」とことわりながらニュース風のメールが送り続けられて来ている。送信先は100件ほどあるらしい。こういうところに引用するのはネット上のエチケットに反するのかも知れないが、ここ数日の内容についてはどうして書きおいておきたい。…

アナウンサー好き

今日はこれから所属寺の門法会なので、早めの更新を。 学会の事務仕事(の今日の分)を終えて、休日らしくラジオを聞きながら昼の風呂を浴びていたら、永六輔さんの声が聞こえてきた。声は聞こえてきたのだが、何をおっしゃっているのか7割ほどしか聴き取れ…

敷き詰められる善意

中野の学校に勤めている頃、先輩から「破滅への道は善意で敷き詰められている」ということばを聞いたことがある。誰のことばかは教えてもらわなかったので、軽い気持ちでインターネットで調べてみたところ、レーニンのものとする記述が多い一方で、出典は不…

悲しい胸焼け

連休明け、ボチボチと始動。大会の準備も少しずつ進んではいるが、実質的にはあと1週間を残すのみなのだと気付き、少々慌てる。 昼、どうしてこのようなものをお金を払ってまで食べなければならないのだろうと思えるようなものを口に運んでは飲み込みながら…

法統を守る

国立(くにたち)の大学は授業日なのだが、休講とさせてもらい、所属寺の総代会と役員総会へ。寺が時代を越えた多くの人々によって支えられていることを実感する。 オロオロとジタバタと暮らしている自覚はあるのだが、どういうわけだか学会でも寺でもずいぶ…

坂をめぐる

年に一度の「東京の坂を歩くツアー」に出かける。大げさな名前だが、実際は大学以来の友人であるK君と二人きり。あいにくの雨模様だったが、11時に湯島駅で待ち合わせて歩き出した。 まず、湯島天神の男坂(おとこざか)・女坂(おんなざか)を上り下りした…

第二の故郷

福島県の須賀川は父が戦中と戦後の一時期を過ごしたところだった。まず、学童疎開の際に宿泊所として指定されたのが駅に近い宿屋。疎開から帰ると間もなく空襲で焼け出され、家族ともども移り住んだのが、やはり現在の須賀川市だった。東京に生まれ東京に育…

人気作家の気分

混むとわかっているのにクルマで出かけるなんて愚かにもほどがあるが、家族そろっての旅行など何年ぶりか覚えてもいないし、次はいつ叶うかもわからないのだからしかたない。結果として父との最後の家族旅行になってしまった青森への旅に、授業を空けられな…