狭さでも1番になることは叶わなかったのか

 早いもので、全国大会からもう一週間になる。オフを利用して、ようやく大会の会計をまとめることができた。このあと開催校からいただけるはずの補助金を待って最終的な会計報告をすることになるが、ここまでのところは1円の間違いもなくホッとした。
 昨日、来週末の広島行きに備え、初めて大学の購買部の旅行コーナーを使って足と宿の手配をしてみた。新幹線の往復料金(往復の割引乗車券+特急料金×2)とほぼ同額で、往復の移動ばかりかビジネスホテルでの宿泊までできてしまうプランを見つけ、飛びつくようにして申し込んだのだが、さらに教員割引とかで3%安くしてもらえるとのこと。ありがたいやらびっくりするやらである。
 高校時代、学校の近くの東大に何度も遊びに行き、構内に巨大な書店のほか理容店も電気製品を売っている店もあることに驚いたことを思い出した。一昨年の大会の際、実行委員長を引き受けてくださった京都のR大学の先生が、発表要旨集の製本を大学生協に頼んだとおっしゃっていたことも思い出す。大きな大学には、その中に消費生活を支えるコミュニティが成立しているのだ。全国の国公立大学で2番目に狭いと言われていた母校を持つ者には、なかなかなじめない話ではある。