2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

また浮き差も冬晴らすか

津波の被害は心配したほどではなかったようで一安心。安心したので言うのだけれど、ニュースのことばというのはなかなか難しいものだと思う。昼前のニュースで「青森県から宮城県にかけての太平洋岸」という表現を何度も耳にしたが、それは「青森県・岩手県…

涙さえ風に散る、さようならと

午後、亀戸へ。サンストリートでの小さなライブを見る。少し寒かったけれど、心配した雨も上がってよかった。作業着姿のおじさんが手拍子を取ってくれたり、子どもの手を引いたお母さんが近付いてきてくれたり、自分のことのようにうれしく思う。アーティス…

評価基準

短波放送の聞けるラジオを「発掘」し、ラジオNIKKEIにチューニングを合わせてみる。いやいや、短波放送というのはこんなに雑音の多いものだったか。 BCLなどという世代限定の「趣味」があったけれど、こんなに聞き取りづらい放送をワクワクしながら聞いてい…

正信偈とともに還る

所属寺でお通夜。お寺のために力を尽くされた方が次々にお浄土に還られる。ご住職が阿弥陀経をあげられたあと、全員で正信偈同朋奉讃式によるお勤め。続けてご法話をいただく。死なないと思って生きてはいないか。生死一如。このところ、お通夜やご葬儀にう…

入っていますかJAFに

昼過ぎ、西東京のサークルへ。ここに行くのも今日を入れてあと3回となった。今日持参したプリントは#165と#166。2005年8月に使った#1と#2の内容にに手を入れて「復習」ということにした。 そのプリントをコピーしようとコンビニに寄ったときのことだ。版下と…

いいからリードを見せて

今日の中継はひどかったなあ。昨日の比ではなかった。結果を見たいんじゃなくて過程を見たいんだよね。顔が見たいんじゃなくてゲームが見たいんだ。この先、決勝進出が厳しくなってしまうと、急にテレビで取り上げる時間も短くなるだろうし、決勝なんて見せ…

虚子と比無

夜、昼のうちに録画しておいた『こころの時代〜宗教・人生〜』の「花鳥諷詠 南無阿弥陀〜師 高浜虚子の思い出〜」を見る。俳人の深見けん二氏が白鳥元雄氏を聞き手に師の思い出を語る1時間。この3月に米寿を迎えられるという深見氏に矍鑠としたものを感じて…

東京外国語大学。言ってごらんなさい。

TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』のオープニングトークは、先週に引き続き「鼻濁音」がテーマ。鼻濁音は私の母語に含まれている音ということもあって、あまり意識せずに使っているものだから、久しぶりに内省的に考える機会をもらってありがたく思った。2…

あなたとじゃんけんぽん

クリスタル・ジャパン。バンクーバー冬季オリンピックにカーリング女子の日本代表として出場しているチームをこう呼ぶのだそうだ。今日のイギリス代表との試合はまさにスーパーショットの応酬で実に見応えがあった。テレビ中継の解説者やアナウンサーがどち…

ほぼ一回休み

一日を無駄に過ごすのは簡単なことだと、つくづく。けれど、テレビでオリンピックの中継をぼんやりと見ているうちに、カーリングの面白さがわかったような気がしたのは収穫だった。

俺がこんなに強いのも

生田で英文科担当者の情報交換会。英語を「読む」とはどういうことか、その根本的なところで意見を交わすことでできて有益だった。夕刻からは荻窪で家庭教師。ここでも「読む」ということの意味を考えさせられた。 藤田まことさんの訃報にことばを失う。あん…

名残りは尽きねど

夕刻より所属寺で連続講座の5回目。慣れているように見えても、司会はそれなりに緊張する。若い2人のご講師は、もっともっと緊張されたことと思う。ともあれ、おつとめを果たされて何より。私は私で密かに落涙。 長崎からは法友のH氏。もう3年ぶりくらいにな…

今日も、ほぼ一回休み

よくもこんなに眠れるものだと思うほどよく眠った。これで明日の朝には完全復調といきたいところ。

ほぼ一回休み

案の定、体調は悪化。じたばたせずに、今日は薬を飲んでよく休むことにした。夕刻からの仕事はキャンセルさせてもらって明日以降に備える。 本当に調子が悪いとラジオも聞かないものだなあ。というより、聞いているつもりでも眠ってしまうのね。さてさて、明…

知恵のおもちゃ箱

少し体調は持ち直したようで、夕刻、西落合まで家庭教師に出かける。さっそく学校の小テストでよい点が取れたとのことで「先生のおかげです」と言われたが、いやいや、それは坊やががんばったからだ。おもちゃ箱はいつもあふれかえっているけれど、きちんと…

元麻布・仙台坂上

風邪かな。のどが痛い。こんな日はテレビを見るのも面倒くさくて、ラジオを友に過ごす。 最近はご無沙汰していた TOKYO FM の Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI" だが、先日、今さらながら、番組の進行役である紳士の声が団しん也さんに似ているのとの…

北千住にかかわるモヤモヤ

昨日録画しておいた『とめはねっ!鈴里学園書道部』の最終回を見る。原作の漫画とは異なった展開になったが、ドラマとしてたいへんおもしろかった。NHKにドラマ化してもらって本当によかったと思う。メジャーな事務所の「一押しタレント」などで視聴率を稼ぎ…

名告りを上げるとき

徹夜で紀要論文の修正を終える。もう少し手を入れたいとも思ったけれど、残された課題を明示して調査を続ける旨を記した。早朝、エクスパックで発送してから仮眠。 午後、所属寺へ。意味不明の訪問にも対応いただき恐縮する。聞法会の仲間がこの春に帰教式を…

学ぶ姿に

午後、西東京のサークルへ。ドアを開けると懐かしいお顔が迎えてくださった。体調を崩されて1年以上休んでいらっしゃった方が復帰されたのだ。いやあ、ご無沙汰でしたなどと言ってにこやかに黒板の前の席につくと、窓側の机の上にお花が置かれていることに気…

青空の包み紙

町屋駅前の和洋菓子店「トリゴエソラ」が1月末で閉店していたことを聞き、ひどくショックを受ける。店名の「トリゴエ」というのは「鳥越せんべい」のことで、のれん分けなのか都内ではあちこちで見る名前。そして「ソラ」というのはこちらのお店を経営してい…

谷中にあった「真宗東京中学」

夕刻、北千住でK氏。少し早めに出て、お茶の飲めるところに腰を落ち着け、先日買い求めた『谷中・根津・千駄木』の終刊号(其の九十三)と「ホントは無かった幻号」(其の九十四)を読んだ。目にとまったのは、其の九十四にあった「ご近所調査報告:谷中にあ…

ひっくり返される

夕刻、荻窪で家庭教師。報道写真家ケビン=カーター氏の撮った「ハゲワシと少女」という写真はあまりにも有名だが、この写真におさまっている《ズキンハゲワシ》がどのような生態の鳥であるかに迫る文章を読む。英語を専門としない大学生だとちょっと辛いだ…

願われて、ある

午後、所属寺で聞法会。先日の「成人の日法話会」でいただいた法話を読み返す。キーワード満載で書き記すことをためらうが、今日あわせて読んだ「蓮如上人御一代記聞書」第1条の意訳を、先にも用いた『みんなで語りあおう』から写しておこう。 24 念仏申さる…

エコ以前の問題

午前中は高尾に出向き、追試を監督する。おじいさまのご葬儀のため試験を受けられなかったという学生がいたのだ。皆勤であれだけできれば、文句なしの成績ということで。高尾はまだ雪が残り、吹く風もピリリとしていた。 昼過ぎには西落合で家庭教師の2回目…

鍵の重さ

国立に出向いて採点と成績処理。まずは英語の研究室を訪ね、この3月で退職される教授と海外研修担当の事務の方にあいさつする。何から何まで、本当にお世話になった。 講師室で仕事を進め、4時には成績表を完成。どうにか提出することができた。あらためて教…

カウントダウン

国立(くにたち)の大学に出向いて採点と成績処理。おっと、その前に片付けもの。 ロッカーや机の引き出しをを空にしようと、ため込んだプリント類を引っ張り出しては紐でからげていく。こういうときは、どんなに懐かしいものが「発掘」されても、読み始めてし…

どうしてカタカナなの?

朝、高尾まで成績表を届ける。路面の凍結も心配だし、帰りに荻窪に寄ることになっていることもあって、久しぶりに電車で出かけてみた。つくばエクスプレス、都営大江戸線、京王線と乗り継いで1時間半ほど。大学に着く頃には雪も溶けだしていた。荻窪での家庭…

太郎の屋根に

成績処理で一日が終わる。残りは2学部3クラス。木曜日には終えなければ。 思えば今日は2月1日。中高一貫の私学に合計で10年ほど勤めたが、東京の私学に関わる者にとって2月1日はやはり特別な日だ。でも、いい加減に冬の入試はやめたいと思う。 夕方から降り…