2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

La Pierre

思いがけぬところでパイプの愛好家と出会ったが、100円ライターで火をつけるのは見ていてたいへんそうだったし、タンパーもお持ちでないようで火種を押さえるのにも苦労されていた。ならば、私の出番である。 国立に成績を出しに行ったあと、錦糸町に出向い…

キンミヤ

生田まで成績を提出に行ったついでに、ちょっと足を伸ばしてネットカフェで仕事をする。もちろん MacBook を持参。明後日が締切の成績処理は無事に終了した。 気持ちが少し軽くなったので、帰り道に見つけた「しらいし」というラーメン屋に寄ってみる。いわ…

MURASHITAばかり聴いています

仕事をするときにBGMはいらない方なのだが、我が家は騒々しすぎる。仕方がないので、人の話し声や犬の鳴き声をシャットアウトするため、MacBook にイヤホンをつなぎ iTunes で村下孝蔵を再生しながら仕事を進める。もっとも、自分の部屋が片付かないためにリ…

夏薊忌によせて

伊藤裕道先生がお浄土に還られて今日で丸4年になる。先生のご命日に名前をと思っていたことはここにも記したが、今日からは「夏薊忌(あざみき)」と名付けて大切にしていきたいと思う。 季(とき)ならぬ野分きに倒る夏薊(なつあざみ) 謙介 この名を決め…

今年もルバイヤート

勝沼の丸藤葡萄酒工業へ。今週末に予定されている「真夏の法話会」のあとのビアガーデンのために「ルバイヤート」の一升瓶詰めを買ってきた。いつも親切・丁寧に応対してくださって気持ちがよい。 残念なのはクルマで行ったために試飲をさせてもらえないこと…

摂氏33度

気分をかえてネットカフェで仕事。ずいぶんはかどったので、費用対効果も高かったと言えるか。あまりの快適さに、ここで寝泊まりする人の気持ちが少しわかってしまったような気がした。 それにしても外の暑かったこと。車検から戻って来た愛車の調子はすこぶ…

歌人とともに

築地の浜離宮朝日ホールで「歌人・村下孝蔵フォーエヴァー〜同窓会2009〜」。村下孝蔵さんが亡くなって今年で10年。初めて《孝蔵兄ちゃん》のコンサートに行くことができた。 残された数々の歌と歌声、そして映像から、村下孝蔵という人の温かさがとめどもな…

うちのシステムは売れるかな

郵便受けを開けると事務局宛ての暑中見舞いが。よく見ると、会員管理に関するWEB版システムの業者から届いたハガキだった。 詳しいことはわからないのだが、会費管理・雑誌発送・一括メール送信などができるシステムで、月額使用料が《基本使用料9,500円+会…

花火をfireworksと訳して事足りたとするわけにはどうしてもいかないのです

千住の花火の宵はK先生と。人混みを避けるつもりで町屋の「亀田」で飲み始めたが、結局、花火の始まる頃には千住に出て来てしまい、串煮込みの「藤や」でケーブルテレビの画面を見ながら音だけは生で12,000発を楽しんだ。 街には浴衣姿のお嬢さんがあちこち…

旅のレストラン

公欠のため試験を受けられなかった学生が何人もいたので、受験の機会を設けるために国立へ。車検整備中の代車は軽自動車。ETCもついておらず、朝からの雨の中を慣れぬクルマで高速道で出かけるのも不安なので、久しぶりに一般道を使ってみた。出足に決定的な…

TEAM PLUS 10%

やれやれ。車検ですよ。午前中、予約してあった近所の整備工場に持ち込むと、すぐにピットに入れてジャッキアップしてくれる。初年度登録から17年もたっている古いクルマなので、さすがにあれこれの部品を交換しなければならないのだが、明日には仕上がると…

連休だとか

今日は連休の最終日などと、連休などおかまいなしに働いている人がテレビで言っているのを見るとおかしなことだなあと思う。そういう私も曜日の感覚はまるでなくて、目の前の答案の束にため息をつくばかり。採点も今週が勝負。がんばらねば。 昨晩ガソリンを…

研究する人の姿

自信たっぷりに研究発表をしたことは一度もない。先人の労苦の跡に出会えば出会うほどに不安が増してくる。自分の調べたことや考えたことの量と質に対する不安である。けれど、自分に先んじて研究を積み重ねてきた人や人々への礼儀ばかりでなく、敬意とか畏…

テレビ朝日ばかり見ています

採点はなかなか進まず、夕刻から出かけたいところもあったのだがかなえることもできず。テレビにはいろいろな人が出ていて、刺激を受ける。 まずは『発見!人間力』という民間放送教育協会の番組。なんたって朝の6時からテレビを見ているわけだから、老人の…

追記

不正確な部分があったので、大幅に加筆・修正しました。

『日本語文法の輪郭』その後

昨日ここに記した『日本語文法の輪郭:ローマ字による新体系打立ての試み』が Amazon から届く。 1948年に三省堂から出されたものを底本として、現在の技術を用いて可能な限り忠実に組み直してあって読みやすい。鈴木重幸と仁田義雄という二人の日本語学者が…

『日本語文法の輪郭』

今日も本のことを。 会の大先輩よりメールをいただき、宮田幸一の『日本語文法の輪郭:ローマ字による新体系打立ての試み』がついに復刊されたことを知る。著作権の問題をクリアするため宮田先生のご遺族に連絡を取りたいのだが所在を知らないかとくろしお出…

文学忌

今日は私にとっては結構な「記念日」なのだが、それはおいておいて、届いた本のことを書こう。 大野雑草子[編] (2007)『文学忌俳句歳時記』東京・博友社 伊藤先生のご命日にふさわしい何かよい名前はないものかと考え、いわゆる「文学忌」についてあれこれ調…

巴里祭

ようやくすべての作問を終了。一方では、試験の日程は淡々と消化されており、答案の束は次々に積み上げられていく。 今日はパリ祭だと気付き、去年もそう書いたことを思い出す。日記を読み返して去年の今頃と比べてみると、けっこう落ち着いて仕事をしている…

私は3番です

6月18日にも少し触れたが*1、「臓器提供意思表示カード」には臓器を提供しないことの意思を表示するための「3」という番号が用意されている。私は、ある友人があるところに書いているのを読んでそのことを知り、自分には縁のないものと思っていたカードを急…

カラス軍団

父の方針だったか、母のそれだったか、幼い頃の我が家には選挙に関する極めて真っ当なルールがあった。 まず、両親は誰に投票したかをいっさい教えてくれなかった。政治に興味を持つようになれば、だいたいどの辺りに投票したのかはわかってしまったが、それ…

白鳥の夜に紛れて

午後から所属寺の読書会。 亡くなった人を仏さまといただけない限り人間は迷い続ける。 あなたが救われていれば、亡くなった人は救われている。 飲み語り歌ううちにも確かなものが息づいているのか。 自分の力は及ばない。できることはそこまで。 信頼すべき…

山には山の愁いあり

生田は前期の最終授業。これまでを振り返る試験を実施し、あわせて自己評価票の提出を求めた。自己評価票には担当者への一言も書いてもらったが、きわめてストイックなコメントが多い中、担当者である私自身が気にしていたことを見事に指摘するものも散見さ…

のぞみ・しのぶ・ひかる

高尾は試験前の補講期間に入り、出講の要がないので自宅で作問。明日の2本分を仕上げることができた。あの頃、いくら頭をひねってもまったく問題を作ることができなかったのはなぜなのだろう。懐かしくもないが、試験の時期になると思い出す。 新入会の申し…

見上げる夕焼けの空に

国立での3コマの後、西東京でのサークルを終えて帰宅。風呂を磨いて缶ビールを空けたら、ぐったりしてしまう。作問は明日に延期。 7月3日のエントリー*1に関し、住宅設備関係の仕事をしている友人から「こうし」と言えば真っ先に「格子」だったとのコメント…

巨大スーパーは遊園地なのか

新三郷にコストコが開店。夕方近くにクルマを走らせて行ってみた。売る方よりも買う方が慣れておらず、動線が入り乱れての混雑。大きなカートを急に曲げたり停めたりしてはいけません。それから、小さな子どもを走らせたり踊らせたりしたい人はしかるべき別…

よろしくPASPY♪

国立での2コマを終え、約束あって池袋へ。メトロポリタンプラザの地下にクルマを置いたあと、少し時間があると自分に言い聞かせて、まだ乗ったことのなかった東京メトロの「副都心線」で渋谷まで行ってみることにした。定期入れという名のカード入れから PA…

今、変わっていくよ

昼前に何通か会務に関わるメールをやりとりする。学会誌の電子化・アーカイブ化は私たちの会にとっても喫緊の課題であり、その円滑な実現のために会としていくつものハードルを越えようとしているわけだが、今日は掲載された論文を他の媒体に転載する際の申…

あなたが神田

今夜の『出没!アド街ック天国』は「懐かしの神田」がテーマ。知らないものが一つも含まれていないベスト30というのもなかなかに小気味が良くて、どのランキングにも一言以上のコメントを付すことのできる自分に気付く。この界隈は、もう30年も歩いているん…