2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ア式蹴球やら、ソッカーやら

体育推薦で入学した学生のクラスはなかなか楽しくて、今日の授業ではオリンピックの競技になっているものを中心に、スポーツの英語名を冒頭で扱った。英語から離れて、バスケットボールは「籠球」、バレーボールは「排球」、ハンドボールは「送球」などとい…

だくだくと、血が出たつもり

世間はゴールデンウイークとやらのようだが、国立(くにたち)の大学は授業日。休日はさすがに道も空いていて、すいすいと着いてしまった。朝ご飯でも食べようかと街道沿いの牛丼の店に入ったところ、U字型のカウンターの向かいに座ったお客さんの注文は「豚…

紙折り一筋30年

高尾で3コマ。2年生のクラスではW先生がこの春に出された教科書を使っているが、元のデータをW先生から直接いただいたおかげで、補助プリントを作るのが容易になった。申し訳ない一方で、実にありがたい気持ちである。中学や高校の教科書では、教科書の本文…

街は今、輝いて

清水由貴子という人があのようにして亡くなったことの衝撃は大きかった。デビュー曲の「お元気ですか」をギターを抱えて歌っていた姿をよく覚えている。当時、私は12歳だったが、この歌はリアルタイムに覚えてしまったようだ。ニュースやワイドショーで彼女…

タイムマシンにタイムカプセル

昨日とほぼ同じようにパソコンとにらめっこして過ごす。 何を今さらという気が自分でもするが、Mac OS X の Leopard で追加された機能である Time Machine というのは実に優れたものだ。アップル社の公式サイト*1には以下のように記されている。 Time Machin…

同じ調子の難しさ

久しぶりの休日。朝から学会の事務を少し片付け、パソコンのハードディスク内のデータを整理する。思いがけず大がかりになってしまい、夜になっても終わらない。 昨日の日記にコメントをいただいたこともあって、パソコンに向かいながら高校時代の懐かしい英…

適正な声量というもの

生田で2コマ。今年はあえて教科書を指定しなかったので準備はたいへんだが、やりたいことがやりたいようにできるのでありがたくもある。ただ、授業がうまく運ばないのを教科書のせいにはできないわけで、そこから生まれる緊張感を力にしていかねばと思う。 …

夕刊の一面

酔っぱらって裸になったことはないしモノを壊したこともないが、夜道で歌を歌いたくなったりはする。逮捕・拘留、尿検査に家宅捜索。誰の身にも起こりうることなのか。そんなに好きな人でもないし興味のある人でもないが、大臣に「最低の人間」とまで言われ…

わが名はアラム

国立は大学の行事のため休講。こうやって授業をつぶしておいて、その一方で水曜日の授業時数が確保できないから4月29日と5月6日には出てこいというのだから、やれやれという気分だ。 西東京のサークルでは「英語のことわざ」の2回目。ずいぶん前に買ったNHK…

弁当を使う

高尾で3コマ。教科書で動詞 have の使い方が例示されていて、breakfast に対応する動詞としての例文があった。英語では have 以外に eat を使うこともできるが、日本語の「朝食」という語にはどんな動詞が対応するだろう。私は断然「朝食を取る(または摂る…

フザンボー、ダイゲンカイ

国立の授業は2コマ。コーラスリーディングの声の大きさがうれしい。この先も、ことばの響きを身体全体で感じて、のびやかに表現していってもらえればと思う。 ところで、冨山房という出版社あるいは書店を知っている人というのは、もはや少数派なのだろうか…

引き継がれる願い

神保町で月例研究会。日本における英文法の史的展開に関する若い研究者による発表は、さらに若い人たちを大勢含むフロアの熱気と、何人もの質問者からの数々の視点の提供によりますます興味深いものとなった。事務局の先達であるI先生は志半ばにして亡くなら…

東奔西走

八王子駅前で、高尾の大学の「講師の会」。日頃お世話いただいているW先生が私たちの会に入ってくださるとのうれしい知らせ。W先生は高尾の大学の専任職で音声学の方。学科は違うが、同窓のお一人でもある。この4月に着任された方をはじめ、何人もの先生方の…

知識は人を惑わせる

授業は2巡目。今日はライティングの授業を2コマ。緊張の連続だが、いつも受講者の人間性に支えられてなんとかこなしている。 授業の後は会計監査のY先生にお目にかかるため溝口(みぞのくち)へ。駅で待ち合わせたのだが、「JR溝の口駅の改札口で」というメ…

仰いで星を見るところ

高尾では木曜日の授業も始まった。火曜日にお目にかかれなかったS先生と再会できて一安心。火曜日は、以前から頼まれていた別の大学に出講されるとのこと。 O先生にお世話いただき、5月の全国大会に使わせてもらう施設の使用許可願を提出する。この後は時間…

そういえば、黒奴というお菓子の工場は同級生の家だった

新年度、授業が一巡するまでは何かと落ち着かない。身体を慣らしながら、ぼちぼちと準備を進めつつ、徐々にペースをつかんでいく。 贈答品として用いられることも多いYと言えば青山が本店の有名な洋菓子店だが、帰宅するときれいな缶が2つテーブルの上に置か…

会計担当者の憂鬱

高尾の授業は今日から。この4月から、学会の先輩で懇意にしていただいているS先生を、毎週火曜日に非常勤講師としてお迎えすることになり、ありがたくうれしい気分。月例会の計画を中心に、会務の相談もスムーズに行きそう。 一方で、ずいぶん親しくしていた…

信号が変わったらやっぱり人ごみの中に消えて行くんだね

国立(くにたち)の大学は今日から。初回はプレースメントテストを実施した。1年次の必修科目としての外国語は英語・ドイツ語・フランス語が開講されているが、英語については3人の担当者で分け持つことになっている。今年はドイツ語・フランス語にエントリ…

緊張感は宝

夕刻、6月から始まる講座に向けた協議会のため所属寺へ。緊張感は時として宝になる。自分の身に起きた数々のことを思い出しながら、そんなことを考えていた。

清浄光明ならびなし

所属寺で「花まつりのつどい」。亡き人を偲んでのお勤め、たっぷりの法話、それに笑いの絶えない懇親会。すべてが違和感なく調和するところがお寺の包容力というものなのだろう。 ビールも入ってすっかりいい気持ちになり、早めの帰宅。今日は初めてお寺から…

尾頭付き

生田の授業は今日から。昨年は1年生のクラスを2つ受け持っていたが、そのうちの何人もが2年次に進級して私の上級クラスにエントリーしてくれた。なんともうれしい限りだが、「上級」らしい内容の授業をつくらねばと責任の重さも痛感する。 このキャンパス…

ぜってーいわねー

担当の授業は明日から。今日は「春休み」の最後の日となったわけだが、あれこれと贅沢な一日を過ごすことができた。明日の準備もとりあえず完了して、ホッと一息。 昨夜、授業の時数など数えながら、テレビ朝日の「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」を「聞いて」いた…

桜のトンネル

2週間ぶりに西東京のサークルへ。千川通り。クルマのフロントスクリーンいっぱいに桜のトンネルが広がる。風に舞う花びらも見事だが、それがじゅうたんのように通りに敷き詰められているさまも美しい。 サークルでの聴き取りは『ローマの休日』の最終回。有…

足立区Walker

午後、遅れ遅れになっていた学会の会計報告書と監査会資料をどうにかこうにかまとめることができた。ついでに机の周りもずいぶん片付けたので、この先の仕事はいくらか楽になりそうだ。 夜になってから歩きに出た。ずいぶん前にいただいたNIKEの靴があったの…

いずれにしても春

満開の桜に誘われるように、ふらふらと、実際ふらふらと、近所に散歩に出た。それも午前中に2回。合計2時間で10キロほど歩いただろうか。ちょっと汗ばむくらいで、なかなかよい気持ちだった。これが習慣化できるとよいのだが。 区立の小学校は今日が入学式だ…

こうせいおそるべし

学会の会員台帳の「年度更新」をようやく実行する。去年はうっかりにうっかりが重なって年度末のバックアップを取り損ねてしまい、あとでひどい目にあったので、今年は忘れずにCDに焼いた。 そのあとは、少々時間をかけて、ずっと遅れ遅れになっていた学会誌…

川野治紀という人

どなたか、川野治紀という歌手をご存じないだろうか。日本歌手協会の会員で、あるオムニバス版のCDに歌が1曲収録されていることまではわかっている。この人の名前のウェブサイトもあるが、「近日公開」という表示のまま2年ほど経ってしまっている。 私はこの…

定期点検、完了です。

9時より、かかりつけの歯科で歯のメンテナンス。3年ほど前から年に3度のペースで続けているが、これで自分の歯が長持ちするなら安いものなのかも。 そのあと、やはりかかりつけの内科に出向き、2月の検査の結果を聞く。結果はまずまず。こちらの検査のペース…

続いて、モンゴル語学科…

菊池幸見著『岩手でござい!』(1993、青森:おふぃす・ぐう)が、北の町の古書店より届く。著者はIBC岩手放送のアナウンサーで、電波によく乗る明るい声の持ち主だ。文筆活動も続けていらっしゃるそうで、いくつかの受賞歴もお持ちとのこと。 さっそくパラ…

ウソのような本当の話

エイプリル・フール。2人の友人のブログで「見事なウソ」と「ウソのような本当の話」を読む。後者の方がずっと「たち」が悪いのが気になる。BBCがスパゲッティの収穫の様子をテレビで放映し、多くの人がだまされたという話を読んだのは、高校時代の英語の教…