尾頭付き

 生田の授業は今日から。昨年は1年生のクラスを2つ受け持っていたが、そのうちの何人もが2年次に進級して私の上級クラスにエントリーしてくれた。なんともうれしい限りだが、「上級」らしい内容の授業をつくらねばと責任の重さも痛感する。
 このキャンパスの教職員食堂のクオリティの高さには脱帽するしかない。Aランチは「チンジャオロースー」、Bランチは「焼き魚」というメニューを見て、今日の焼き魚はなんだろうとのぞいてみると、なんと立派な鯛の尾頭付き。もはや焼き魚の域を完全に超えているぞ。それに、ご飯と味噌汁のほか、麻婆豆腐の小鉢・とろろの小鉢・漬物がついて600円というのだから、本当にありがたい。業者の努力はもちろんだが、おそらくは多くの人々の長年の苦労のおかげで大学から相当の補助が出ているのだろう。
 入学祝いと進級祝いの意味で、私も鯛をいただくことにした。絶妙の塩加減。ほっぺたも目玉もきちんといただきましたよ。鯛の鯛まで引っ張り出して、私が食べた後は猫もまたぐともっぱらのうわさ。