ぜってーいわねー

 担当の授業は明日から。今日は「春休み」の最後の日となったわけだが、あれこれと贅沢な一日を過ごすことができた。明日の準備もとりあえず完了して、ホッと一息。
 昨夜、授業の時数など数えながら、テレビ朝日の「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」を「聞いて」いた。さまぁ〜ずのふたりは「ちげーよ」という言い方に違和感を覚えると言う。口を揃えて「絶対に言わない」「言ったことがない」とも。心の底から共感し、仕事の手を休めて聴き入ってしまった。
 この番組のウェブサイトには「おさらい」というページがあって、放送内容をスタッフの誰かがまとめているようだ。以下、その一部を引用。

東京出身の2人が以前から気になっているというのが、「違うよ」を「ちげーよ」と言い換える言葉遣い。「うまい」を「うめー」、「早い」を「はえー」というように、語尾の「い」から変化する音便は昔からあるが、「違う」のように「う」を変えるのは違和感があるらしく…。

 このまとめが適切かどうかは少々疑問だ。ふたりは「音便」などということばを使って説明してはいなかった。そういう「専門用語」を云々する必要はまったくないのであって、このふたりが自然に身につけたことばそのものに重い意味があるのである。
 ついでながら、僕は「見られない」のことを「見れない」とは絶対に言わない。なぜなら、僕にとっての自然なかたちは「見らんない」あるいは「見らんねえ」だから。で、かしこまった場所では、それらをもとにして「見られない」と言うのだ。