2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

あんころ

朝、生田に成績票を届ける。いつものように移動できると思って家を出たのだが、首都高も東名道も大混雑だった。夏休みの土曜日をナメてはいけない。 いったん帰宅ののち、足立区は東伊興の寺町に出向いて「いのちのふれあいゼミナール」に参加。講師には松任…

Mr. PiBB

締切があると思うと、それに合わせてギリギリの日程を組むものだから始末が悪い。明日までの仕事はなんとか夕刻に終えた。明日の午前中に生田の事務局に持参して一区切り。 夜、TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)の「IJP イジュウインパーク」がお…

雨天決行

嫌になるぐらい晴天が続いたというのに、花火の日に限って降るのだからまったく嫌になる。上野原の出講先の先生たちとその大学の千住キャンパスでの見物を約束していたのだが、4時前に電話連絡があり、残念ながら今年は見送ることに。 今日は「足立の花火」…

街の研究家

昨夜、北千住の呑み屋街であやしい家に入った。美術の研究家を自認するご主人が「チーママ」と呼ばれる老齢の女性と2人で迎えてくれて、古書やら美術展のチラシやら、いろいろなものを立て続けに見せては、ご主人のフィールドのさまざまのことを語ってくれ…

満月に誘われて

すっかりのんびりして、ゆっくりと宿を出た。いつものワイナリーには15分ほどで着いたろうか。一升瓶詰めの「ルバイヤート」を赤・白・ロゼと3本買い求める。 仕事帰りではあるのだが、ちょいと旅行気分で近所の「里の駅」というところにも寄ってみた。桔梗…

ひゃらりひゃらりこ

上野原の出講先の授業は今日で終了。試験を来週に控えてはいるけれど、半期をがんばったご褒美に春日居温泉の小さな宿に泊まることにした。 出講先からクルマで1時間弱。石和温泉の隣町にあたるこの地は静かなところだ。この町に、日頃お世話になっている若…

玉石混淆

今読んでいるのは、新潮新書の『編集者の仕事:本の魂は細部に宿る』という本だ。著者は新潮社で長く編集の仕事に携わっていたという柴田光滋氏。 荒川洋治さんがラジオで紹介しているのを聴き、ずいぶん前に買い求めたのだが、なかなか開く時間が取れずにい…

親愛なる人へ

夕刻、築地の浜離宮朝日ホールへ。今年はひとりで「歌人・村下孝蔵 フォーエヴァー 同窓会2010」に参加する。ゲストが沢田聖子さんということもあり、Uちゃんと出かけてみたかったな。 沢田さんの歌で『風のたより』を聴く。ファーストアルバムのジャケット…

キンミヤ、ふたたび

少し遅れて採点票を完成。気は心とばかりに速達で送ることにした。 郵便局まで行ったついでに、近所にある酒の安売り店に寄ってみたところ、以前は置いていなかったはずのキンミヤ25°の一升瓶詰を発見。蔵元の通販で1,441円の品がなんと1,184円という驚きの…

meat-safe

採点を急がねば。Borrowers など読んでいる場合ではないぞ。 でも、この本を読み始めると、さまざまの生活用品を英語としていかに取り入れていないかを思い知らされる。英語を使って暮らしてはいないのだから、仕方ないと言えばそれまでなのだが。 たとえば …

立川の北口で

初めて電車で上野原の出講先へ。高尾から先、普通電車がトンネルに入ると車内灯の消えるときがある。幼い頃、地下鉄銀座線が駅に近付くと、同じように車内灯が消えたものだった。なぜだか少しドキドキしたことを思い出した。 こちらの授業も水曜日は今日が最…

空気がなくなる日

ちょっと気になって岩倉政治の『空気がなくなる日』を再読。いくらか階級論のにおいもするのだけれど、仏法のもとの平等というのかしら、いのちの事実に抗うことのできぬ人間の姿も描かれているような気がして、短い話ではあるが深みや厚みを感じさせられた…

新日本創作少年少女文学

西洋の書道がそんなに流行っているのかと思ったら「カリグラフィー」じゃなくて「借りぐらし」だったよ。でも、同じようなことを思ったのは私だけではなくて、ネットの世界には何人もいるらしい。 例の映画の原作は、英国の児童文学者 Mary Norton(1903-199…

ねがい

昼、先日亡くなったK氏のご母堂のご葬儀のため、西落合の自性院へ。長く日本舞踊の指導にあたられ32人の名取を育てられた方とあって、多くのお弟子さんが参列された。 この1月に初めてお目にかかった方ではあったが、お孫さんの勉強のためにお訪ねするたびに…

梅雨明け

U氏と船橋。今年も夏薊忌(あざみき)の季節がめぐってきた。伊藤裕道先生がお浄土に還られて、この7月でまる5年になる。年に一度の墓参は、あの日から私たちの中で何が変わり何が変わらないのかを確かめる営みでもある。 船橋からの帰り道、成田スカイアク…

真珠の小箱

花登筐。この名を知らない人も増えてきた。細うで繁盛記、どてらい男、あかんたれ。これらのテレビドラマの作者であると聞けばわかるという人もいるだろうか。それでも名前の読み方を知らないという人はいるかも知れない。 先日、移動中にラジオを聞いていた…

北海道・東京・京都・大阪を除く

ひとつずつさまざまのことが片付いていって、峠は越したろうか。いやいや、まだ採点や成績処理も残っているし、授業がしばらく続くところもあるわけで安心してはいけないな。 昨日書いたことに関連するが、「県北の雄」などと呼ばれる学校というのは全国にど…

平文先生、田中舘先生

大地と美術ということばが含まれたある団体の名前がローマ字で表記されていた。よく見ると、大地の方は「daichi」となっているのだが、美術の方は「bijyutu」となっている。ときどきわけのわからないローマ字表記を目にするが、「bijyutu」というのはなかな…

The Character

高尾でテストを2本。引き返して月に一度の医者に行き、いったん帰宅ののち池袋の東京芸術劇場へ。なんとも綱渡りのような一日。 池袋ではK君とNODA・MAP第15回公演『ザ・キャラクター』を観る。野田のことばへのこだわりには小さからぬものがあるが、今回は…

大学で同級生として知り合ったK君は得がたい友人のひとりで、最近でも年に2〜3本の舞台に誘ってくれる。彼はまさに演劇青年で、高校時代につかこうへいさんから大きな影響を受けたという。大学時代から今まで、彼に誘われるままに私も相当な数の芝居を見…

投票行動

そんな人は大勢いると思うし自慢にもならないと思うが、どんな選挙であれ投票を欠かしたことは一度もない。選挙のたびに投票行動を変える人が大勢いると知ったのは、選挙権を得てずいぶん経ってからのことだった。そんなこんなで、参議院議員選挙の投票日。 …

「すがた」をとる「願い」

吉祥寺で答案返却を済ませ所属寺へ。月に一度の聞法会である。昨年の「真夏の法話会」でいただいた春秋賛師のご法話を住職が書き起こしてくださったものを読み合わせ、あわせて佐野明弘師の講義録の一部を読んだ。 …必ず全てのものに「出処」、「願い」があ…

それほど忙しくも感じないのはなぜ?

作問と採点を交互に進める毎日。とりあえずは、3冊を明日の「答案返却日」に間に合わせなければ。明日は、午後からお寺の会がある。次のテストは火曜日に2本だから、作問は日曜日が勝負かな。床屋にも行きたいし、医者へも行かなければならないし、けっこう…

二十歳の思い

山口百恵は、私の最初のアイドルだった。先日入手した映像資料の中には、二十歳のときに「スター千一夜」という番組の中で進行役の志垣太郎の問いかけにこたえた場面が含まれていた。彼女はこのように話している。 そうですね、やっぱりあの、あたし…、すご…

七夕は浴衣で

思わず選挙ポスターの掲示板に足を止めてしまった。酒を飲んで減量に成功したという文字が目に飛び込んできたのだ。その文字はある候補者のポスターに刷り込まれていた。半年間で40キロもやせたのだという。 帰宅して、家に届いていた選挙公報でその候補者を…

街の人の声

NHKが大相撲名古屋場所の生中継を取り止めることにした。テレビで聞いた街の人の声。 楽しみにしていた人はがっかりすると思います。 何もしていないという力士には気の毒です。 みんな評論家だ。今回NHKが取った措置は自分にとってどんな意味を持つというの…

メドレーのことを語ろう

タイトルから A. W. Medley の話かと思われた方には申し訳ない。せっかくなので、少しだけ Medley のことにも触れておくと、「村井・メドレー」とか「メドレー・村井」などと聞いてひとりの人の名前だと思う人も現れて始めている。村井知至の名前を「ともよ…

Line Chart

昼の仕事を終え、その足で所属寺へ。思いがけぬことで開催されることになった「学習会」に参加する。逆説的ではあるが、僧俗一体となって作り上げてきた講座の締めくくりにふさわしいものとなったように思える。 「真宗宗歌」の2番には「六字のみ名を称えつ…

interaction

朝、試験問題を出講先に持参し印刷と製本。この学校では、試験問題を冊子にするのが流行っているので「製本」することになる。 いったん引き返し、夜は家庭教師に出向く。中学生・高校生は全国的に試験期間中だ。がんばれ。 教科内容に関してメールで質問が…