わが名はアラム

 国立は大学の行事のため休講。こうやって授業をつぶしておいて、その一方で水曜日の授業時数が確保できないから4月29日と5月6日には出てこいというのだから、やれやれという気分だ。
 西東京のサークルでは「英語のことわざ」の2回目。ずいぶん前に買ったNHK出版の教材なのだが、ようやく授業での使い方が見つかってよかった。これは形をかえて生田の大学でも活用中。
 番町の家庭教師では熊本大学の古い入試問題を読む。William Saroyan の My Name Is Aram と久しぶりの再会。高校時代、α講座という名の自由選択科目で、I先生がご自分で註釈をつけられた副読本を使って授業してくださったことを懐かしく思い出す。その声も発音も、ほれぼれとするような思いだった。週に一度の授業が楽しみでならなかった。え、ご年配の男性ですよ。
 それにしたって、サローヤンなんて今の高校生はもう読まないのだろうなあ。