迷い道くねくね

 今年は土曜日に仕事を入れずにいるのだが『カーネーション』が気になって少し早起き。待ち構えて8時からの放送を見る。
 そのあとは午前中いっぱいを使って原稿を1本。締め切りの間際にならなければ動き出さない悪い癖がついているが、どうにか間に合った。
 夕刻、西落合で勉強。試験前だというのにひどく体調を崩しているようで心配だ。今回の試験は、文法としては「後置修飾(現在分詞・過去分詞・接触節)」と「関係代名詞」がポイント。
 先行詞が人の場合、目的格の関係代名詞はwhomとなるが、今はこれを使わずthatを使う。学校でだいたいそんなことを教わって来たらしいが、なんだかなあという気分。中高一貫(小中高大一貫?)を売り物とするのならば、そんな面倒くさいことを言わなくたってよいだろうし、whomは必要ないという立場ならば、そんなことばがあるということだって口にしなければよいのに。
 根本的には、実際に用いられている英語の姿を論じ、学習指導要領の問題点にも言及すべきなのだろうが、とりあえず「本当はこうだけど、テストではこう答えろ」というような教室におけるインチキだけは許したくない。