綴り続ける日々

 買い出しやら健康保険料と年金の支払いやらで慌ただしく動き回ったあと、夕方近くにお内仏前の掃除を始める。散らかったまま年を越してしまうのではと心配するほどになってしまったが、なんとか片付け、夜になってようやくお仏花を生ける。お正月らしく、松を芯に、菊に千両をあしらってみた。完全な自己流だが、どうにか形にはなったか。
 年越し蕎麦は、自宅からクルマで10分ほどの「松鈴」で買ってきた。先日、学会の仲間と出かけた「花吉辰」の姉妹店だが、「松鈴」がお父さんの店で「花吉辰」は息子さんの店なのだから、「親子店」と呼んだ方がいいのかしら。家で茹でたが、香りものどごしもよく、以前に比べると濃いめになったつゆと相まって、なかなかに贅沢な気分を味わった。
 思えば、このブログを始めて今日で丸一年。たいがいのことを途中で投げて生きてきたが、もたもたしながらも、なんとかこれは続けることができた。また明日から、新しい思いで綴り続ける日々を生きてゆこうと思う。