学生たちに恵まれた一年を振り返る

 生田へ。年に一度の「兼任講師を囲む会」である。単なる顔合わせや会食には終わらず、一年間の成果を報告し、ノウハウやティップスを交換し合うという点で実に有意義な会だと思う。
 この一年、授業開始のブザーに合わせて教室に入るようにしていたが、どのクラスも、大半の学生が席について待っており、遅刻する者はほとんどいなかった。優れた風土だと思っていたので、そのことを口にすると、他のクラスではどうやらそうでもないらしいことがわかった。
 真面目で人柄のよい学生たちに恵まれていたことがあらためて理解され、ありがたい気持ちでいっぱいになった。聞けば、一部の学生とは次年度のクラスで再会の可能性もあるとのこと。楽しみになってきた。