真面目な私たち

 午後から所属寺で聞法会。本堂にて同朋奉讃式でお勤めのあと、住職の法話をいただく。場所を移して「真四句目下」の稽古、事務連絡に続いて新しい『あなかしこ』の読み合わせ。お寺に来ると飲んだくれているという印象が自分自身にもあるのだが、なんだ、真面目にやってるじゃないの。
 懇親会に移っても、法話のあり方やら、生きがいの問題やら、自己の客体化のことやら、つくねを食べながら語り続ける。急の知らせに「いのち」のことを考え直す機会も与えられ、不真面目にやっている暇がない。亀有の夜は、日付をまたいでなおも続く。