なまず喰わず

 午後になって、すべての成績処理を終える。提出は明日にするとして、まずは一休み。
 夕刻から、かつての同僚・先輩と深川は高橋*1の「伊せ喜」へ。初対面のお二人にも引き会わせてもらい、楽しい一夜となった。今の季節は「どじょう」もさることながら、すき焼き風の鍋で食す「なまず」が絶品。見かけによらぬ淡泊で上品な味わいを堪能した。
 歴史研究者の一面をお持ちのご主人は、先輩氏と長く懇意にされているとか。おいしくいただいたあと、店を維持するご苦労やらをおだやかな口調で話されるのをうかがった。会計もずいぶん勉強していただいたうえ、同僚の多額の援助もあって、まことにありがたい限り。私は私で、ちょいとしゃべりすぎた。帰途、おおいに反省。

*1:この場合、「高橋」は「たかばし」と読む。また、「ふかがわ」と「たかばし」は同じアクセントで発音されなければならない。