春はSA-RA SA-RA

 ある事件の公訴時効が成立した今日、捜査にあたってきた組織の偉い人が記者会見を開き、ある団体を名指しして、その事件はその団体の関与したものだと断定して見せた。その団体のことを弁護するつもりなどさらさらない。さらさらないのだけれど、いくらなんでもそれはないだろうと思う。
 これほどまでに愚かなことをして見せるからには、きっと裏がある。いや、裏の裏があるはず。それが何かはわからないのだけれど、ひどくいやな感じがすることだけは確かだ。
 さて、今日は久しぶりに家庭教師で西落合へ。間違えちゃ困るよというところに限って間違えるというのは、ある意味で「筋がよい」のかもしれない。思えば、やっかいなのは「なぜこんなところを」と思うような間違いだった。けれど、そういう間違いを解決したときの「学び」の大きさには計り知れないものがあって、その点では「筋がよい」人は間違いを解決しても「学び」が少ないのよ。なんとも抽象的だけれど。