明鏡止水

 夕刻、西落合へ。明日のテストに備えて2時間ばかり勉強する。私のつくった「穴埋め問題」が難しいというが、ポイントは外していないのだから、きちんとやり直して備えるように。
 ゴールデンウィークの頃から会う約束を延期してばかりいた人とようやく会う。勉強のあと、西落合のお店におじゃました。2人にとって「その後」の話は積もりに積もっていて、あっという間に4時間余りが過ぎてしまう。ため込んでいたお土産も交換。趣味がわかっていると褒められればうれしい。
 つくりかけのリトグラフを写真で見せてもらい、そのセンスのよさにあらためて感心する。作風に池田満寿夫の面影を感じたりしたが、その名前を出した時点ですでにおっさんである。さらに、余るほどお金があればアトリエやギャラリーの1つや2つ用意してあげるのになどと思うが、そういう発想そのものがやはりおっさんのそれなのである。