背中を押すもの

 私がここにいて考えていたところでどうなるものでもないのだが、考えずにいられないというのは実に厄介なことだ。ただ、懐かしい人と出歩くことが続き、いくらか心は落ち着いてきている気もする。
 新年度になってしまえば学年暦に追い回されるだけなので、忙しいながらも楽といえば楽なのだ。家で事務仕事をしなければならないこの時期が厳しい。自分で自分の背中は押せないものだ。やり残したことを山積みにしながら年度末を迎える。