ひゃりこひゃられろ

 高尾に出向いて秋の休講分を補う。なんとかシラバスに示した範囲を終えることができた。今日出てきた人たちにはきっといいことがある。きちんと授業に参加していればという話ではあるのだが。
 今日は夏に続いて春日居温泉の小さな宿にお世話になることにした。あれこれのことを考えるとこんな贅沢をしている場合ではないのだが、半期をがんばったご褒美ということでどうだろう。中央道をむやみに行ったり来たりするのもしんどいしね。
 木賃宿などということばを知っている人も少なくなったが、ここはいわゆる商人宿で、現代のビジネスホテルの原形と言えようか。ただ、とにかく料理が上手い。山の中にいて魚ばかり出てくるのは少々奇妙な感じもするのだが、そのクオリティの高さにはうなるばかり。
 明日は上野原で年内最後の授業。出講先へは、ここからならば1時間ほどで着く。里の駅「いちのみや」で金精軒の「極上生信玄餅」を買ってから行こう。観光大使のような私です。