月が笑ってる

 久しぶりにSs君と蕎麦。まつやが休業だったので、かんだやぶへ。良くも悪くも変わらぬ商売だと思う。次いで、明神下の天野屋で氷甘酒。こんなに美味しかったか。後ろに座った年輩のお客さんたちの話が聞こえてくる。甘酒は夏の季語なのだとか。
 甘酒屋の店内には冷房がなく、足を踏み入れた瞬間は少しがっかりするのだが、しばらくするうちに吹き抜ける風の心地よいことが感じられてくる。そんなときにも思われるのは明石小学校の校舎のこと。子どもたちには本物の光と風の中で育ってもらいたいものだと思う。
 古い校舎だけれど、中は最新の設備で校庭の地下には巨大な体育館があるなんて、新しい建物なんかよりずっとかっこいいでしょう。私のことばにSs君も大きくうなずく。会の人たちは、古い校舎を「リノベーション」によって活用することを提案しており、その洗練された発想に敬服する*1
 夕暮れ間近に新三郷のIKEAへ。今日で連続3日目となるが、初めてというSs君も喜んでいたようで何よりと思う。満月に見守られて帰途に。月がずいぶん大きく思えたのだが、今日は「最遠」の日なのだとか。

*1:http://www.justmystage.com/home/akashihozon/index.html