ことばがきらめくとき

 昼前、所属寺での「旧盆&平和を願う法要」に参加。昨日はステージの上にいた人を法座に迎えるというのも、ちょっと不思議な気分だ。疲れて、あるいは感激の中に、ずっとまどろんでいたかっただろうに、足を運んでくれたことをうれしくありがたく思う。
 何気ないことばの中に「教え」がきらめいていると感じられるときがある。人間には「そういうもの」がそなわっていて、思いもかけず差し込んだ光に照らされたとき、それがきらめいて見えるのだ。

  今地球上の空気がなくなるって想像してみたら
  喧嘩なんてしていたって仲直りできるね
  そんな風に考えるの大袈裟だって君は笑うけど
  今日という1日だって二度とはないから
  優しい君のそばにいさせて
             作詞・作曲:AZUKI 「そばにいさせて」より 

 それぞれの思いがぶつかり合って解決の糸口さえ見出せないならば、思いを超えて新たな地平を得たいと願う。今日は65年目の終戦の日。