2本、6本、1本

 夜通しで2本のものすごい映画を見る。まずは『死霊の盆踊り』。1965年のアメリカ映画で、原題は Orgy of the Dead。もう1本は『幻の湖』。橋本忍の原作・脚本・監督で、1982年の公開。東宝創立50周年記念作品の1本で、昭和57年度の文化庁芸術祭参加作品である。
 感想は…もうよろしいかと。ただ、南條玲子はすごい。このことには間違いがないはず。で、始発に乗って帰宅。
 夕刻には六本木でライブ。あずきバーの1本目だ。正確には「AZUKI ACOUSTIC LIVE 〜あずきバー 1本目の夏〜」。懐かしい人にも会って、あの頃のことやあれからのことを話すことができた。
 若い「シンガーソングライター」がオリジナル曲だけで2時間のライブを成し遂げたことを喜びたい。初めて聞いた「新曲」のことばが、ずっと胸を離れない。苦悩のうちに生きる人にこそ響くもののあることを思う。