忙裡偸閑

 昼前、滞っていた会務をいくつかまとめて片付ける。いっときスッキリはするが、また溜まってしまうことはあきらか。根っこから見直さなければいけないかとも思う。
 午後は、残っている採点を進める。がっかりすることがひとつ。出来が良いとか悪いとか、そういう問題ではない。教員となった最初の年、悪夢のような50分間を監督者として過ごしたことを思い出す。
 合間に、明石小学校の保存活動を進める人たちのサイトで校舎の写真をいくつも眺める。建築の「主義」を実現させたのは職人の「腕」であることを思い知らされる。早く実物を見に行こう。