花のお寺。歌のことば。

 所属寺へ。今日は「花まつりのつどい」と「春のコンサート」である。今年のソメイヨシノはずいぶん長持ちだが、満開を過ぎて花びらの舞うさまもまた美しい。
 コンサートには、奈良から僧侶にしてシンガーソングライターの女性を迎えた。こころに響く歌声。こころに届くことば。末通るものを持った人の歌に大きく心が揺さぶられた。
 その感激の場に、歌の道を選んだ若い人とともに座れたことを幸せに思う。そして、どうしても仕事が外せずに来られなかった友のことを思い、またの機会の遠くないことを願ったことだった。