新しい星 かなたをはしる

 今日は家からいちばん近いお寺へ。今年最後の報恩講のお参りである。小さなお寺の手づくりの報恩講に、お寺を興し守ろうとする若い住職の情熱を見た思いがする。
 お寺は通った中学校の学区域内。お斎の席での前住職や門徒さんたちのお話の中には懐かしい人々の名前が次々に出てくる。すっかりいい気持ちでごちそうになってしまった。
 開教寺院として開かれたこともあってお他宗から移って来られたお檀家の方も多いと聞いたが、お念仏の教えが息づく聞法の道場として確かな歩みを重ねて行かれることを願ってやまない。