Eighty-one Point Three

 関東地方のラジオはただいま聴取率調査(レイティング)週間の真っ最中。一般には「スペシャルウィーク」とも呼ばれる2週間だ。
 いつも帰り道に聴いている J-WAVE の GROOVE LINE では、テーマに沿って送ったメールが放送中に読まれるとTシャツがもらえるのだが、今回のレイティングに合わせて新しいデザインのTシャツを作ったとのこと。白地に筆の文字で「他力本願」と大きく書いてあると聞き、これはもらわねばなるまいと思いながら1週間を過ごし、今日、思いきって携帯電話からくだらないメールを送ってみた。もちろんクルマを路肩に停めて。
 運転しながら待つこと30分。私の「ラジオネーム」が聞こえてきたときには、そうなることを期待していたというのに、なぜだかドキリ。うれしいやら照れくさいやら、なんとも不思議な気分だったが、ラジオの魅力が送り手と受け手の密接な関係にあるのだということもあらためて認識した。
 東京には「ローカル」の放送局というものがないと書いたことがあるが*1、ラジオにはそうとは言えない部分もあるのかも知れない。特に、ネットワークの中心としては機能していない J-WAVE は独特の立ち位置を持っていて、毎日のように聴くようになり、東京のローカル局としての矜恃すら感じられるようになってきた。
 さてさて、Tシャツは、番組のウェブサイトによれば「スペシャルウィーク終了日にスタッフが、夜中に泣きながら発送大会をします」とのこと。ありがとうございます。楽しみにしています。それにしてもTシャツ欲しさに姪の過去を暴いてしまうなんて、ごめんね。

*1:http://d.hatena.ne.jp/riverson/20090402/1202223555