トップアイドルのこぶし

 高校時代の友人Mi君と久しぶりに北千住。串揚げの「天七」のあとは「千住の永見」に「レイトリー」とおきまりのコース。有限と無限のことやら、高校時代に物理を選択した理由やら、勝沼のワイナリーの話やら、懐かしい歌の思い出やらで盛り上がる。
 歌は世につれなどと言うが、昔の歌を聴き続けるのも悪くない。その昔、「歌謡曲」というジャンルは「何でもあり」の世界だった。デビューしたての若い女性歌手がポップな歌を歌っているかと思えば、曲のサビでは上手に「こぶし」をきかせたりしていたものだ。今だったら「ポップス演歌」などとラベルを貼ってしまうのだろうが、それはあくまでも「歌謡曲」なのだった。
 その文脈の中で思い出したのが1978年のこの4曲。YouTube さん、今日もありがとう。

  • 『天使の爪』 作詞:喜多条忠/作曲:三木たかし
  • 『ひと恋初めし』 作詞:喜多條忠、作曲:三木たかし
  • 『南南西』*1 作詞:麻生香太郎/作曲:あすなろ
  • 『横浜トゥワイライト』 作詞:竜真知子/作曲:あすなろ

*1:原曲は1977年に別歌手のアルバムに収録されたもの