ふと思い出したこと

 高尾での3コマを終えて東上野のお寺へ。東京2組の報恩講である。T師のご法話は、なんとかおしまいの10分だけうかがうことができた。その後、懇親会へ。さらにT師がオーナーを務める荒木町の「坊主バー」へ。
 今日のご講師のT師は、父が亡くなったちょうど1年後、私にとって初めての報恩講で法話をうかがった方だった。この報恩講がきっかけとなり、お寺にたびたび伺うようになったのだ。しばらく忘れていたことだったが、ふと思い出した。法に出会い法に生きた方に出遇うことの大切さというものは、ずっと語られてきたのだろう。しかし、どういうわけか、ここへ来てあらためてその意義の大きさを思ったりする。