綾瀬の夜は更けて

 夕刻より地元で中学校の同級生と小クラス会。3か月に1回くらいのペースで続いているが、僕が顔を出すのは半年ぶりくらいのことだ。30年近くも前のことをどうしてそんなによく覚えているのか。飲んではしゃべり、食べては語る。楽しい夜になった。
 靴の金具の商社に勤めている者、市場でコンピュータ関係の仕事をしている者、新聞の配送をしている者、二輪車のメカニックを辞め量販店で働いている者、路線バスの運転手をしている者と、実にさまざまの仕事をしている友だちが集まった。今日は来なかった仲間には、ガス工事の専門家、建具職人、信金マン、それに某巨大電子メーカーの営業マンなどがいる。いろいろな友だちがいるということは実に幸福なことだと思う。