なんとか14コマを終了

 高校2年の時だったと思うが、学級担任で英語を担当してくださっていたS先生が急病で入院してしまわれたことがあった。ずいぶん心配したが、ほどなく学校に戻られホッとしたことをよく覚えている。復帰第1回の授業で、S先生は入院中に読んでいたものだとおっしゃって、身体の不調をいかに英語で表現するかを解説した本を何冊か紹介してくださった。「転んでもただ起きてはいけない」というような趣旨のことを、紳士のS先生らしいことばで話されたと思う。
 そんなわけで、今日はS先生に見習い、生田の3コマでは「のどが痛い」とか「頭が痛い」とかいった言い方を扱ってみた。こんな表現は使わずに済めば、それに越したことはないのだが。
 ついでに、先日の学会の総会・例会のときに別のS先生からいただいた論文の中に見つけた

 I think that that that that that student has written should be deleted.

という文も紹介してみた。「その学生が書いたあのthatは省略するべきだと思う」という意味だが、こういうのは個人的には大好きである。学生諸君はどう思っただろうか。