季節はめぐって
国立(くにたち)の大学も今日から出講。1回目はクラス分けの試験を実施した。ここの学生は実に身のこなしがしなやか。座席を指定するとあっという間に移動する。学部の特質がよく出ている。
テレビ好きのこの私、毎週月曜日の20時からは『21世紀テレビ検定_カルチャーSHOwQ(ショック)』という、ほとんどの人が存在も知らないであろう番組を決まって見ている*1。この番組は、テレビ埼玉、千葉テレビ、テレビ神奈川、三重テレビ、KBS京都、サンテレビの各局で放送されている。これらの局はいずれも「独立U局*2」と呼ばれ、巨大なネットワークには組み込まれていないが、6局で「東名阪ネット6」という共同制作機構を組織してこの番組の制作にあたっているようだ。
今日の『カルチャーSHOwQ』のテーマは「桜検定」。クイズに答えながら、全国の名桜の数々をテレビの画面で楽しむことができた。古木はいいなあ。ソメイヨシノはだめだというわけではないが、樹齢1000年とか2000年という桜は、枝ぶりといい花の形といい色といい、ちょいと格が違うと思うのである。昔からある着物の小紋だとか茗荷谷にある某女子校の校章だとか、品のいい文様に使われている桜は制作年代を考えればいずれも古来種がモチーフである。
古木を訪ねていく旅もいいな。広島のUさんがブログで紹介してくれた庄原のエドヒガンも、いつか見に行きたいと思う*3。