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 出向先のFDセミナーに出る。テーマは3つあったが、特に初年次教育の意義と有効性について興味深い話を聞けたことは収穫だった。初年次教育に組織的に取り組んだことがFD効果をもたらし、他の授業内容や方法に波及効果があった例としていくつかの項目が掲げられていたが、そのうちのひとつに目が釘付けになってしまった。

  • 授業計画表(タイムテーブル)の導入

 以前お世話いただいた採用面接でこれまでの授業実践についてたずねられたとき、90分の授業を3つに分けそれぞれのチャンク(と呼ぶには長すぎるか)ごとに目標を明示して活動するというようなことを答えたら、先生方がずいぶん興味深そうに聞いてくださったことを思い出した。大学の授業って、計画表がないのが普通だったのかしら。
 今日は、なかなかお目にかかることのかなわなかった先生にもご挨拶ができたし、4月からのコマ数についての不安も完全に解消されたので、ますます元気になれた気がする。
 4月からの出講先は大学ばかり3か所となり、授業は合計14コマ。がんばらないとね。


 FDとは Faculty Development のことです。念のため。