What's Convention?

 ここ数日ブログの更新が遅れ、ずいぶんご心配をおかけしたとのことで、なんとも申し訳なく思う。というこのブログもずいぶん遅れての更新で、まったく申し訳ない限り。
 今、授業で見ている映画は『ターミナル』。2004年のスピルバーグ作品で、トム=ハンクスが主演だ。
 この映画を見ていると、いわゆる「アメリカ人」がどれほど「外国語」に頓着しないかについて考えさせられる。そして、アメリカ社会の「バックヤード」を支える有色人種の存在についても認識を新たにする。どちらもこの映画のテーマではないのだろうが、授業で扱うからにはそんなことにも目を向けさせたい。
 学生の感想に「主人公であるビクター=ナボルスキー(Viktor Navorski)のイニシャルがどうしてBHなのか」との一文があり、思わずにんまり。これをきっかけにキリル文字の世界へと誘いたい。入国審査官であるトーレスのセリフに意味のわからないところがありずっと気になっていたのも、今日、ひょんなことから解決。鑑賞後の「まとめ」のために、あれこれのことを盛り込んだワークシートを作ってみよう。