地域エゴを超えて

 この際、仕事は週明けからだ。そう決めて今日も休む。
 テレビやら何やらで芸能人やスポーツ選手などにことばをかけられると本当に励まされるのかな。勇気や希望を「与える」などと言う人がいるけれど、そういうものって内側からわき上がってくるものではないのかな。よくわからないや。
 計画停電はこの土日については回避されたものの、週明けには再開の見込み。足立区民のひとりとして、今回、区長のとった行動は当然のことだと思う。区長の政治姿勢一般を必ずしも評価するものではないけれど。
《計画停電に関わる緊急要請 足立区》
 http://www.city.adachi.tokyo.jp/010/d00400042.html
《計画停電に関わる緊急要請 荒川区》
 http://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/touhokujisinkeika/kinkyuyousei.html
 これを地域エゴと呼ぶなら、呼んでくれてもかまわない。しかし、問題の根本は、誰もが応分の負担を覚悟しているところに、その足元を見るような真似をしたり、その思いを踏みにじるような真似をしたりしたということにあるのではないか。
 計画停電の心配のない(たぶん)快適な建物の中で、(たぶん)一日中計画停電のことばかり考えて、そのことで(たぶん)高給を受け取っている人間が、どうしてきちんとした仕事ができないのか。いや、そんなだからできないのか。