2011-03-21 春彼岸 彼岸会永代経法要。今年は「東日本大震災を共に悼む法要」を兼ねて厳修された。住職の法話は長講1時間20分におよんだが、まったくそれを長く感じなかった。 悲しみや憤りを超えて、私たちを包むものに出遇う。そのはたらきを果たすとき、寺は本当の意味で「救援所」になる。 彼岸の朝の お寺の匂い お斎はいつもの 五目寿司 老いた背中の まるまって聞く 白骨の文 春彼岸 長講一席 あくびもせずに 最年少の 聞法者 俳句ですか。短歌ですか。いえいえ、都々逸です。 俳句でもなく 短歌でもなく 都々逸ひねる 素頓狂