聞くということ

 吉祥寺での3コマを終え、午後、会合の手伝いのため所属寺へ。会合の後は「臨時」の「総代会」よろしく、お寺のこの先のスケジュールを確認した。
 会合では、宮崎哲弥氏がナビゲータをつとめるテレビの対談番組「こころのすがた」に青木新門氏が出演された回を見た。この番組は、真宗大谷派の提供で毎日放送(MBS、大阪)が制作しているもの。放送は全国に向けてBS-TBSのチャンネルが使われている。
 同じものを今週末の聞法会でも見る予定なので、内容についてはそのときに詳しく書けたらとも思うが、対談する2人の間に座っている「アシスタント」の若い女性が、目の前で展開されるやりとりに聴き入り、次第に表情を変えていくさまが実に印象的だった。話を聴き、そこに確かなものを聞くということの、なんと有機的なことかと思った。