学園の文化

 上野原の出講先では前期末の試験。8月ともなると、平日であっても中央道の交通量は多い。おまけに、サービスエリアに立ち寄ると明らかに「リゾートモード」の人たちがワンサといて、ちょっとだけモヤモヤッとする。
 今日の大学では、教務が試験時の座席表を作ってくれる。指定された教室に赴くと、その座席表が掲示されており、学生たちがきちんと腰掛けているのである。学生たちの「行儀のよさ」を再認識した。
 試験時間は60分で、時間内の退席は認められない。監督しながら残り時間を伝えたり、小まめに机間巡視したり、いったい何年ぶりもことだろう。なんだかちょっと緊張した。