first language interference

 国立への出講は曜日の関係で今日から。残り5回の授業で、仮定法のおもしろさを少しでもわかってもらえるとよいのだが。
 帰りに西東京のサークルへ。こちらも新年は今日から。いつもの聴き取り演習と、先日いただいた広島高等師範の入試問題の中から昭和10年の和文英訳を扱ってみた。この年の和文英訳は2題あり、ひとつは生活の中のあれこれをどう英語で表現するかという問題、もうひとつは小説の一節を文脈を解釈して翻訳するという問題であった。おそらくは意図的に趣旨を違えたのだろう。さすがに巧みな出題とうなってしまった。
 それはそうと、「ひろしま」と打つべきところをうっかり「しろしま」としてしまうのは、いわゆる「母語干渉」というものなのかしら。