脱稿送稿

 このところあんまり忙しそうにしているもので、各方面からご心配をいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。


 徹夜の末、2年越しの小論を脱稿。一昨年の全国大会で発表した内容に多くを加えることはできなかったが、まずはなんとか文章化できたことに安堵する。全体を見直し、コピーを取ったり送り状を書いたりしていると、もう9時になっていた。
 提出先の高松に月曜日のうちに確実に届けるため、あれこれ思案の末、EXPACK500を江東区新砂にある郵便事業新東京支店(かつての新東京郵便局)に持ち込むことにする。初めて訪ねるところで不案内ではあったが、係の人たちの親切に助けられ、昼前には無事に投函。高松には日曜日のうちに配達されるとのことで安心した。
 帰り道、藤棚の下で一服したくなって所属寺に寄ってみる。父の墓にお参りすると、新しいお花とお線香が上がっていた。どなたかがお参りくださったらしい。お線香からはまだ煙が出ていたので、本当にタッチの差だったようだ。火が右側になっているところから見ると、お線香を横にして置くのに慣れている人ではないな。まあ、そんなプロファイラみたいなことを考えなくてもいいか。
 私たちには月参りという習慣があるけれど、来月の命日も近いのでお参りくださったのかも知れない。ありがたいことと感謝した次第。それにしても、ご命日が毎月巡ってくるという考え方はどのあたりに起源があるのだろうか。個人的には好きなのだが。
 帰宅後はほぼ放心状態。ブラックニッカなんぞをちびちびと、懐かしい音楽に包まれてこころを休めた。もう嫌だという疲れもあるけれど、これはその手のものではないようだ。もっとたくさん書かなければ。たくわえたものは少なくないはずなのだから。