泡で手を洗う

 今日の出講先に置かれている手洗い用のせっけんは《サラヤ》の「薬用ハンドソープ シャボネットP-5 泡タイプ」である。シャボネットと言えば、緑色の液体せっけんとして有名だが、これはそれが泡となって出てくるように改良されたものだ。
 私はこれで手を洗うのが大好き。ふわふわっとした泡がたっぷりと出て、洗ったあとはわずかの水ですっきりと流れ落ちる。香りもほのかで、いやらしい感じがまるでない。
 先日、ある大学の広報紙で《シャボン玉石けん》の若い社長さんのインタビュー記事を読み、その無添加への「こだわり」に感心したばかりだったのだが、《サラヤ》のウェブサイトを見てみると、シャボネットもヤシの実から取れるヤシ油を原料としているのだそうだ。50年以上も前から一貫している姿勢だというから、最近の「エコ」ブームとは一線を画すべきかと思った次第。
 この「薬用ハンドソープ シャボネットP-5 泡タイプ」は、500mlが泡の出るポンプに入って税込みで872円とのこと。安いか高いかピンとこないのだけれど、どうだろ。