受け継がれるもの

 昼前に上山し、奉仕団の生活が始まる。この一泊二日で私たちの最もすべきことは聞法することだ。滋賀県から宮戸道雄先生にお越し願い、法話をうかがったあとは語らい。そして語らい、さらに語らい。
 語らいの時間は実に夜遅くまで続く。車座になって語り合うことこそ、私たちに受け継がれ、私たちが受け継ぐべき確かな伝統である。