再びサーブに乗ることはできるのか

 アメリカの自動車メーカーは相当に危機的な状況に陥っているようだが、GMがサーブの売却(もしくは生産停止?)を検討しているという報道には驚いた。
 サーブの自動車部門は、マニアックなまでに一徹なクルマづくりを続ける小さな企業だった。それがアメリカの大資本に飲み込まれ、もてあそばれ、ついには放り出されるという図式か。サーブの本体は実質的には軍需産業なのだし、ちょっと美化しすぎかも知れないが。
 僕がもう一度サーブに乗れる日が来るまで、どんな形ででも生産を続けてもらいたいのだが、どうなることやら。自分が引き受けると名乗りを上げたいところだが、そんな金などあるはずもなく(当たり前か)、今はただニュースに注目するばかりだ。