三代目はそっと乗り

 先日追突された愛車は、思いのほか傷んでいた。レビューというクルマには小さなトランクがあるのだが、その蓋が閉まらなくなっていたのだ。たいしたものを入れてはいなかったが、トランクに3億円ほどしまってあったら冷や冷やものだっただろう。しかし、そんなにお金を持ちながらあんなクルマに乗っていたなら、もはや酔狂というものを通り越している。
 今日、そのレビューを約束していた修理工場に持ち込んで代車を出してもらった。レビューは初代デミオの前身と位置づけられるクルマなので、代車は当然デミオである。もう三代目のモデルになるが、新しいクルマの質感の高さにはまったく感心してしまう。