頭が上がらないということ

 昨夜の泊まりは長島温泉。今日は伊勢を巡り、夕刻、名古屋から新幹線で戻る。
 汚れに汚れきったどろどろの毎日を生きる私たちをそのままに受け入れてくださる存在に出会えたことを、この上もなくありがたいことだと感じる。手を清めて参拝しなければ穢れてしまうようなカミサマ、鈴を鳴らしたり手を叩いたりして知らせなければ気付いてくれないカミサマのことを思い、いつも、いつでも、私たちが気付くことをひたすらに待っていてくださるという存在のありがたさをあらためてかみしめる。頭が上がらないとはこういうことである。