宝の持ち腐れ

 今日も所属寺へ。来月の旅行会の打ち合わせである。お世話になる旅行社は実に一所懸命。ねぎらう意味もあって一献傾けるうち、添乗の若い方は僕が昨年出講していた大学・学部の卒業生で、親しくしていた先生の「教え子」であることが判明した。よく聞けば、学生時代にモンゴルへ単身で乗り込み、旅行業に関する見聞を広めてきたとのこと。Зуулчин などということばを聞くのは何年ぶりだろう。なんともありがたくうれしい縁である。
 一所懸命であることを否定してはいけない。夢を見ず絶望しない生き方を貫きたい。名ばかりの門徒となったばかりの頃、『清沢満之全集』だけでなく『安田理深講義集』も買っていたことを思い出した。本は買ったら読まなきゃね。