シンスケへ

 高校以来の友人Mi君と湯島のシンスケへ。鯵の酢〆、ぬた、焼き茄子、つるむらさきといんげんの胡麻和え。いずれも絶品と呼ぶべきだろうが、鳥の唐揚げやポテトサラダも美味しいところがこの店の奥深いところだ。秋田の銘酒「両関」を冷やと燗で三合ばかり。楽しみにしていた樽酒は涼しい季節の限定品だとかでちょっと残念だったが、夏の燗酒も乙なものだ。
 今日は千住の花火。湯島で飲んでいるうちに始まって終わっていた。地下鉄で乗り合わせる浴衣姿に、わずかばかりの風情を感じながら帰宅。Mi君とは長い付き合いだと思うが、会うたびに新しい横顔を知ることになる。よい友を得たものだと思う。