歌って暮らせたら

 午後、所属寺の役員総会へ。久しぶりに外へ出た気がする。もう咳はほとんど出ないが、少しものを食べると異様な汗が出るのが気になる。それに、何といってもこの声のひどさ。お勤めの声があげられないことが歯がゆくてならない。
 明日は久しぶりの授業。なんとか復活を果たしたいと思うが、このまま声が戻らなかったらどうしようという心配も消えたわけではない。口先だけで生きてきて、ここで声が奪われてしまったらこの先どうすればよいのだろう。大げさな話ではなく、本当に不安になるのである。